電車内 立っている時・座れたら、あなたは何をしているのかな?

2009/12/18 05:24

電車内広告イメージネットエイジアは2009年12月17日、電車内広告の広告効果に関する実態調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、電車内でよくする行動のうち座っている時は「寝る・目を閉じている」がもっとも多く、7割近くを占めていた。一方立っている時は「車内広告を見る」が最多回答となり、7割を超える結果が出ている。立った時と座れた時の車内行動の違いが明らかに違う状況が見てとれる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年12月2日から16日にかけて、 週1回以上「JR山手線」「JR中央線」「東京メトロ銀座線」のいずれかの電車に乗る「20歳-49歳」の男女を対象に、一都三県で携帯電話のインターネット経由にて行われたもの。回答数は1146人。男女比は602対544、年齢階層比は20代429人・30代438人・40代279人。

【「トレインチャンネル」-電車の中の液晶モニタ映像広告にみる、プロモーションメディア広告の善戦ぶり】【「トレインチャンネル」の秘密をちょっとだけのぞいてみる】で解説しているが、電車の車両内は「視覚が限定される」「個々の自由がある程度規制される」「対象者の絞り込みが可能」なことから、広告媒体としてこれまで以上に注目を集めつつある。電車内の暇つぶしそのものは以前別調査機関で【トップは「寝る」……電車内の暇つぶしに見る、疲れ具合や女性のケータイ好き】などでも調査結果が公開されていたが、今件は「立っている時」「座れた時」それぞれについて行動パターンを尋ねており、興味深い結果となっている。

↑ 電車内でよくする行動(複数回答)
↑ 電車内でよくする行動(複数回答)

座れた時は当然のことながらトップについた行動は「寝る・目を閉じている」。そして次に「ケータイでメール」がついており、いかに昨今の人が携帯電話に夢中か、さらに電車内のちょっとした時間のような「短い自由時間」に携帯電話を使う人が多いかがあらためて確認できる。「メール」の次も「インターネット」で、電車の車両内を見渡すと「座席に座っている人の過半数が携帯電話を操作している情景」がごく当たり前なのも理解できる。

・座っている時
寝る、ケータイ、車内広告
・立っている時
車内広告、外の景色、ケータイ
次いで「車内広告を見る」「音楽などを聴く」が確認できるが、本や雑誌、新聞などは少数派。今調査が携帯電話経由であるというバイアスも考慮しなければならないが、日常生活の場における紙媒体離れを実感させてくれる一例ともいえる。

一方、立っている時になると状況は一変する。立ったまま眠るのは困難なので、「寝る・目を閉じている」は少数派となる。一方「車内広告を見る」は「外の景色を見る」以上に多くの人が行っており、トップについている。その値、実に71.8%。単に「する」ではなく「よくする」行動だから、効果は実に高いことになる。さらに考えを推し進めると、「混雑している電車の方が、車内広告の効果は高い」(乗客全体における、立っている客の割合が大きいから)ということにもなる。

今調査からは、電車内における携帯電話の利用率の高さが改めて確認できたのと共に、車内広告の効果のほども知ることができる。特に(指摘されれば「確かにその通り」ではあるが)立っている乗客には、車内広告は絶大な効果を及ぼし得る、少なくとも見てもらえることが分かる。電車車両内に液晶テレビを配し、特別の番組と共に広告を配信する「トレインチャンネル」が人気と注目を集めているのも、十分理解できるというものだ。

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