親が持つ、子供の将来 その願い トップは「自分の夢をかなえて」!

2009/12/19 08:47

親子と夢イメージ学習塾の栄光ゼミナールは2009年12月15日、中学受験を検討している小学生の子供を持つ保護者に対する調査結果を発表した。それによると調査母体において、子供に対する将来像の願望としてもっとも多くの人が回答した項目は「自分の夢をかなえてもらいたい」だった。約6割の親が同意を示している。またほぼ同数で「自分の好きなことをやってもらいたい」も第二位の項目として名を連ねており、子供に対して持つ、親の複雑なジレンマが垣間見れる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年11月26日から12月4日にかけて、小学生の子供を持つ親に対して携帯電話のインターネット経由で、ネットエイジアによって行われた。有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は30代488人・40代512人。

自分の子供が中学受験を経て望みの中学校に入学し、その後も成長を続けて将来どのような大人になってほしいか、つまり「子供の将来象」について複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人が回答した項目は「自分の夢をかなえてもらいたい」で57.0%だった。順位的には二位に甘んじる結果となったが、ほぼ同数の56.8%で「自分の好きなことをやってもらいたい」がついている。

↑ 子供の将来に対する願い(複数回答)
↑ 子供の将来に対する願い(複数回答)

「自分の夢をかなえて」
VS
「子供の好きなように」
冒頭でも触れているが、親自身がかなえられなかった夢をかなえて欲しいという、良く言えば「親子二代での夢の実現」、悪く言えば「子供への夢の押しつけ」と、子供の好きなように子供自身の将来を築いてほしいという達観した想いがほぼ同数を占めている。「自分(親)の夢を子供に託したいけど、子供自身の好きなようにもやらせたいし」という、相反する想いが交差し、競り合っているようすが分かる。

また、「教養豊かに」「安定した生活」「家庭や趣味にも」「社会に貢献」など生活全般に対する充足を意味する項目には多くの同意がしめされているものの、「先生や看護婦」「医師や弁護士など」「公務員」といった具体的職種の項目はほとんど票が集まっていない。子供の年齢がまだ中学生前なので、具体的なイメージがわきにくいのかもしれない。

なお元資料では男女別、つまり父親・母親別の回答率も併記されている。

↑ 子供の将来に対する願い(複数回答)(父親/母親別)
↑ 子供の将来に対する願い(複数回答)(父親/母親別)

父親・母親で順位に差異はほとんど無く、わずかに「高い報酬や豊かな暮らしを手に入れてほしい」と「国際社会で活躍してほしい」の間で順位が入れ替わっている程度。むしろ興味深いのは、ほぼすべての項目で父親より母親の方が「願い」への回答率が高いこと。ほとんどの世帯において母親は、父親より子供と接している時間が長い。それだけに、子供にかける期待も大きいのだろう。

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