プロのような文章を書くための5つの「今日からできること」

2009/12/16 07:08

物書きイメージ「仕事」と呼ばれる作業の大部分は「文章を書く」工程を必要とする。レポート、レジュメ作成、手紙、電子メール、どのような手段・媒体・生成物にしても、文章を書かねば何も始まらない(漫画の類ですら、セリフ部分で文章は存在する)。【Dumb Little Man TIPS FOR LIFE】では、魔法を使ったりむやみに難しいことをせずに、自分の文章をより良く創り上げるコツを紹介している。

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先延ばしイメージ1.先延ばしはしない
文章執筆には大変な労力、エネルギーを必要とする。エネルギーを出来るだけ多く、書くことに費やすため、他の行動はできるだけ後回しにする(1日単位、作業期間単位など、区切りはさまざま)。色々な「しなければならないこと」が並列して頭の中に浮かんだら、まずは文章書きに専念すること。

2.書き物の基本ルールに従う
元記事では「プロの作家が意識的に・無意識に行っている、文章を書く時の工程」を挙げ、この順序に従って書き進めるべきだとしている。

 1)概要リストの作成、下書き、アイディアの箇条書き(計画・リサーチ)
 2)草稿
 3)草稿を元にしたリライト
 4)編集と校正
 5)完成(出版、メール送信、印刷、他のメディアへの利用)

各工程を差し戻すこと、例えば「編集したが気になる部分があるので、再度原稿をリライトしてみる(つまり 4) から 3) への戻し)」はかまわないが、工程の省略は慎まねばならない。また、ある程度工程が進んだ後で、1)でリサーチした内容に追加すべき情報が得られた場合は、素直にやり直しをするべき。

草稿を書いている段階で「ここにこんな数字を入れると分かりやすいな」「説明する図が必要じゃないのか」などの改善点が思い浮かんだなら、コメント機能なりメモなり後で確認できる「しるし」を挿入しておく。リライトの際にはその「しるし」を元に、必要なものを追加できるようにする。

フィードバックイメージ3.フィードバックを求める
「フィードバック」とは、ある行動・事実・情報を提示して、その反応を確認し、その情報を元の事実に反映させて修正し、良いものを作り上げていこうという行動。出版された小説で誤字脱字を指摘され、それを修正して次の重版分では正しい表記に直したり、コンサートの後で反省会を開き、曲の順番やイベントの演出をより良いものに変えて次回からはその方法で行うなど、色々な場面で「フィードバック」は用いられている(ブログなら、コメントを元に記事を修正したり、更新記事を新規に書くようなものだ)。

よりよいものを作り上げていきたいのなら、フィードバックを積極的に求めるようにする。身近な人、同業者などからの方が(意見をもらうには)気軽だろう。もちろん否定的な意見を受けることも考えられる。その時は「個人(の人格)攻撃」と勘違いしないように努める。そうではなく、「対象となる文章、あるいは自分自身の物書き技術を高みに持ち上げるための良い機会」と考えれば良い。【人生にやる気を与える24の名言】にもあるように、「失敗こそがよりよいやり直しを得るための機会になる」のだから。

4.自分自身で校正をする
プロの作家ともなれば、校正作業を他人に任せることも少なくない。しかしそのような恵まれた環境に無い人(恐らくほぼすべての人)は、「2.」でも触れたように自分自身の文章を校正する必要がある。

言葉のつづりや文法ミスなど、チェックすべきところは少なくない。普段から自分の文章を校正するクセをつけておけば、電子メールでちょっとした文章を送った後に「あ、あの言い回しだと意味を逆にとらえられちゃう」「上司に送るメールなのに話言葉使っちゃったよ」という類のケアレスミスも防ぐことができよう。

5.常に学び取る姿勢を持つ
プロの作家は「日々学習を続ける学生」でもある。自分の仕事を日課のごとく平然にこなし、その上で楽しみながら(新しい情報を手にし、自分の技術としてつかみ取るため)読書を続けている。もし自分にとってプラスとなるような情報があれば、コピーをしたり切り抜きをして、後で活用するためのスクラップブックさえ創り上げている。ブログやサイト上で素晴らしい表現、アイディア、発想法があれば、その取得元と合わせて「メモファイル」にコピー・ペーストし、「テキストファイル版スクラップブック」を作るのも良い。ソーシャルブックマークもある意味、この発想に近い。

他にも元記事では読書の際に、「意味の分からない言葉は、自分が納得いくまで調べる」「書き方の手法に関する本を読む。どんなジャンルにもその類の本は存在する」などを挙げている。

「1.」は一日のエネルギーをできるだけ多く執筆活動に費やすという点で考えると、【仕事の効率を上げる10のコツ】などでも触れているが朝方にまとめて「文章書き」をした方が良い感がある。実際に色々なことを手掛けていると、夕方にはある程度の疲れを感じてしまい、そこからさらに「精神を集中して注力し、文章に立ち向かう」ことはハードルが高くなってしまうからだ。

また、「5.」の部分では読書以外に「書き方の秘訣や意見交換をしているようなブログに目を通し、自分の物書き技術を高める努力をする」ともある。日本ではなかなかそのようなサイトにお目にかかることは無いが、日頃の記事や書き込みの中に、そのような「光り輝く文章」を見つけることはできるはずだ。

あえてもう二つ「今日からできること」を加えるとすれば、一つは「毎日続けること」。もう一つは「良い文章に常に触れる機会を持つこと」。いずれも「5.」に内包されることではあるが、やって損は無い話。明日からではなく、今日、いまからでもはじめてみてはいかがだろうか。

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