「マウンテンデュー」が好き過ぎた人が思いあまって作った季節モノアイテムとは?

2009/12/14 07:34

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「マウンテンデュー」が好き過ぎた人が思いあまって作った季節モノアイテムイメージ朝の寒さが身に応え、街中に緑と赤の配色が目立つようになり、近所のスーパーの店員が老若男女を問わず赤い帽子をかぶるのが目に留まる。そしてパートのおばさんの様子を目にしながら「ちょっとそれはツラいよ」と心の中でツッコミをする今日この頃。【INVENTORSPOT】で、この季節ならではのネタが紹介されていた。日本ではどちらかといえばマイナーな、しかし根強いファンの多い炭酸飲料の一つ「マウンテンデュー」を愛するがあまり、この季節にマッチしたアイテムを作って披露した人のお話である。見た目は非常にきれいなのだが……


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↑ マウンテンデュー・クリスマスツリー(2.0)(Mountain Dew Christmas Tree 2.0)。
↑ マウンテンデュー・クリスマスツリー(2.0)(Mountain Dew Christmas Tree 2.0)。

これはマウンテンデューの缶を使って作り上げたクリスマスツリー。元々マウンテンデューはイメージカラーが緑のため、缶も緑がメイン。そして商品名のうち「Dew(デュー)」の部分が赤色のため、クリスマス用のアイテムとしてはぴったりな配色をしている。その特徴をうまく活用し、クリスマスツリーを作り上げたわけだ。

材料としては約400個のマウンテンデューの空き缶、中央の固定用のPVC(ポリ塩化ビニール)パイプ、照明用の小型電球とコードのセット、赤玉の飾り、工具用のドリルや針金、そして最上部に飾られた2リットルのペットボトル(やっぱりマウンテンデュー)。制作そのものは4日で済んだそうだが、前準備としてこれらの缶やペットボトルを用意する(=中身を飲み干す)のには3か月かかったとのこと。なお制作そのものは2006年。今から3年も前に、すでにこの偉業(異業?)が成し遂げられていたことになる。

↑ 内部はこのような形。PVCの主柱に多数の缶が固定されている。
↑ 内部はこのような形。PVCの主柱に多数の缶が固定されている。

↑ 上部から見た様子。ペットボトルの内部に電球を配し、緑の光が周囲を照らす仕組み……発熱は大丈夫なのかと少々不安。
↑ 上部から見た様子。ペットボトルの内部に電球を配し、緑の光が周囲を照らす仕組み……発熱は大丈夫なのかと少々不安。

マウンテンデュー・クリスマスツリー(2.0)イメージトリガー記事のINVENTORSPOTではこのツリーを「廃品利用の、環境に優しいツリーだ」と評している。じっくり見ると微妙な感もあるが、遠目で観る分には非常にきれいなクリスマスツリーに見えることは間違いない。制作過程も掲載している【おおもとのサイト http://mdewtree.com/】での作業工程を見ると、本当に努力と缶の積み重ねで創り上げていった様子が分かる。

なお「Tree 2.0」と題名にあるのは、何も「Web 2.0」などの「2.0」ブームにあやかってのものではない。今ツリーの制作者はこれより前(2005年)に、「Tree 1.0」を制作している。詳しくは「こちらに掲載されているが」、使用した空き缶は100個ほど、さらに中央部におもちゃの蒸気機関車を配している。「これくらいなら何とかなるかも」と考える人もいるかもしれない。

もっとも今からこれだけの数の「マウンテンデュー」を飲み干すのには、苦行に近いものがあることはいうまでもない。たとえどんなに好きだとしても、1日10本以上は少々(!?)ハードだろうから。


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