【更新】笑いながらツッコミを入れたくなるマクドナルドの広告たち

2009/12/12 08:50

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笑いながらツッコミを入れたくなるマクドナルドの広告イメージ世界各地に店舗を構えるだけあり、[マクドナルド(2702)]では【みるみる楽しくなるマクドナルドの広告たち】【他の店が閉店すると宣伝できるマクドナルドのシャレた広告】などにもあるように、センスある広告が各国で展開されている。今回は、これまで紹介してこなかった同社「オモシロ屋外広告」のうち、笑いながらツッコミを入れたくなるようなものをいくつかピックアップしてみることにしよう(Coloribus.com)。


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↑ 近いよ!
↑ 近いよ!

「どこそこまであと○●メートル」という広告や標識は良く見かけるが、これは3メートル隣に同じような標識を並べたもの。最初に「近すぎだよ!」というツッコミを入れ、注目させられてしまう。しかし同時に「そんなに細かい単位で残りの距離を知りたいほど、マクドナルドに行きたい人が多いのか……」と思わせる意味合いもある。

この広告はデンマークで2009年8月に展開されたものとのことだが、残念ながら写真より右には同じような看板は無かった。いっそのこと該当店舗までこのポスターが全部連なっていたらもの凄いインパクトがあっただろうに。

↑ でかくて入らないよ!
↑ でかくて入らないよ!

ヨーロッパやアメリカ、中東などで発売されている大型ハンバーガー「Big Tasty」(ビッグテイスティー)。ライバルのバーガーキングから発売されている「Whopper」に対抗する目的で作れたという話もあるが、挟まれている具は110グラムのパティ(ハンバーグ)、レタス、トマト、マヨネーズ、玉ねぎ、チーズなど、まさにハンバーガーのフルスロットル状態な商品。そのビッグテイスティーの大きさを表現するために、スウェーデンで2008年12月に展開された広告。

地下鉄の壁面広告の通常枠を2つ、その周囲も合わせて使い、「普通の広告枠では入らないくらいの大きさですヨ!」ということをアピールしている。写真の右下からも分かるように、通常は電車が入線するとかぶって見えなくなるのだが、このビッグテイスティーは大きすぎて上の部分がはみ出てしまっている始末。

↑ 現場直送かよ!
↑ 現場直送かよ!

Carrot Stciksイメージ最後はヨーロッパなどで販売中のメニュー[生にんじんスティック(Carrot Stciks)」]を紹介するための広告。採れたて新鮮をアピールするために、看板の中で実際ににんじんを育てているというもの。

本当にこの看板内で収穫されたにんじんをメニューとして出すわけではないが、目の前で実物のにんじんが栽培されているのを目の当たりにすれば、その新鮮さがあらためて理解できるというものだ。



「Big'n' Juicy」のナプキンイメージ他にも右にあるように、超大型(226グラム)のハンバーガー「Big'n' Juicy」の宣伝用として、やはり超大型のナプキンを提供する広告を用意、「『Big'n' Juicy』はこれほど大きなナプキンが必要になるくらい大きいんだよ」(もちろん実際にはそれほど大きくは無い)とその大きさをアピールするものもある。

強調したい部分を極大化・極端化して注目させる方法は、広告のパターンとしては比較的ありがちなもの。その観点で考えれば、今回の広告たちは王道パターンそのものといえる。しかし素直に笑えてしまうあたり、やはり上手いやり方といわざるを得ないだろう。


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