出す側の お年玉の総予算、平均額は1万と半ば

2009/12/12 08:49

このエントリーをはてなブックマークに追加
お年玉イメージ紀文食品は2009年12月11日、「お正月コミュニケーションのとり方調査」の結果を発表した。それによると調査母体においては、あげるお年玉の総予算は平均で1万4500円という結果が出たことが分かった。若年層ほど予算枠は小さく、20代では5000円強でしかないのに対し、50代では2万円を超える額となっている(【紀文食品ウェブサイト】)。


スポンサードリンク


今調査は2009年11月20日から24日の間、インターネット(携帯電話)経由でネットエイジアによって行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。

もらう子供側にとって正月一番の楽しみは「お年玉」。あげる側の大人としては、渡す人数や自分のお財布事情と相談しながら、総予算を勘案する必要がある。そこで「自分の子供や親戚・友達の子供に、合計いくらくらいお年玉をあげる予定か」と尋ねたところ、調査母体全体では平均1万4500円という結果が出た。「一人にあげる額」では無く、「回答者本人があげるお年玉総額予算」であることに注意して欲しい。

↑ 自分の子供や親戚・友達の子供に、合計いくらくらいお年玉をあげる予定か
↑ 自分の子供や親戚・友達の子供に、合計いくらくらいお年玉をあげる予定か

お年玉の「もらう側」一人あたりの相場については以前別調査機関の結果として【気になるお年玉の平均相場、7割強が「お札一枚」!?】【お年玉 今年の平均約3万 不況の波は 額にも反映】などを紹介している。渡す側の資力や何人渡す対象がいるかによっても変化するのだろうが、やはり若年層の方が総予算枠は小さい。

ただ、昨年との比較データが無いので確証は出来ないが、全体としても額が少なめな感はある。50代ともなれば可処分所得は若年層より大きく(、それだけもらう側は期待をし)、渡す人数も多くなるはず。3万-5万くらいはあってもおかしくないように見えるが、実際には2万2200円という結果。渡す対象の数が少ないのか(少子化? 会うことを避けている・避けられている?)、あるいはお年玉相場にも下落傾向が見えているのかもしれない。

いずれにせよお年玉は、子供にとって数少ない「大金を手にする機会」でもある。この機会にお金について色々と家族で語りあい、啓蒙していくのも良いだろう。


スポンサードリンク


関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2022 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS