「そんなワケないだろ」と思わずツッコミが入るウォーキングマシンの広告

2009/12/11 05:34

ウォーキングマシンが無い人の拡張工事の結果イメージ今ではトレーニングジムで見かけるくらいだが、かつて健康機器が流行したころには、世帯単位で「ウォーキングマシン(電動ウォーカー)」を購入する人が少なからず見受けられた。ベルトコンベアみたいなものの上で走り、マラソン・競歩の疑似体験をしながら身体を鍛えていこうというものだ。狭い場所・しかも室内でランニングが出来るメリットがあるが、景色が変わらない中でひたすら「走る」のは、強い精神を必要とする。そのウォーキングマシンの効用が一発で分かる、そして思わず「そんなワケないだろう」とツッコミが入ってしまう広告が、タイで展開された、今回紹介するTurbo Fitness社のポスターである(Coloribus.com)。

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↑ 思いっきり1室を横に拡張した、マンションのある部屋。「これなら部屋の中でもウォーキングができるヨ!」
↑ 思いっきり1室を横に拡張した、マンションのある部屋。「これなら部屋の中でもウォーキングができるヨ!」

ウォーキングマシンイメージ高層マンションのある1室から、思いっきり横に部屋が拡張され、まるで象の鼻か大型の大砲のような形になっている。これだけを見ると何のことかよく分からない。しかし右下に小さくウォーキングマシンの写真と「場所を広くしますよ(Increase Space)」のメッセージが配されているのに気が付くと、「なるほど」と納得してしまう。

つまりウォーキングマシンを購入すれば、マンションの室内でも「これほどの長さの距離を走るのと同じくらいの運動ができますよ」ということを、視覚的に表現しているわけだ。逆説的に「ウォーキングマシンが無いと、部屋の中で同じような効用を得るためには、これくらいの拡張工事をする必要がありますよ」というメッセージとも受け止めることができる。もちろん実際にはこんな部屋の拡張などできるはずもない。

紹介したい対象物について、それが無かった場合の代替案を直接的かつオーバーに表現することで、まずは「なんだろう、これ?」と感心を引かせている。その上で見た人の頭の中で軽い「そんなわけないだろ」というツッコミと共に、対象物そのもののイメージをスパークさせることに成功している。広告内容の本質を理解し、ウォーキングマシンに結びつけるまでに少々時間がかかる場合があるのが難点だが、面白い発想の広告といえる。

ちなみに、「部屋の中で円を描くようにぐるぐると回れば、横にまっすぐ拡張する必要はないのでは」という、賢い方のツッコミは無しとしておく(笑)。

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