【更新】新聞を 一度も読んだ ことがない ネットユーザー 約3%!?

2009/12/09 07:07

新聞を嫌うイメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年12月8日、ニュースを漫画で解説する「漫画新聞」サイトに関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、「漫画」「ニュースサイト」「新聞」の中ではもっともニュースサイトが読まれていることが分かった。少なくともネットユーザー層では、ニュースは「新聞では無くインターネットで」という習慣が確立されつつあることを裏付ける一つのデータともいえる。また、次に漫画ではなく、新聞が読まれる頻度が高いという結果も出ている([発表リリース])。

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今調査は2009年11月17日から11月20日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は510人。男女比は56.7対43.3で、年齢階層比は20代32.4%、30代32.2%、40代35.5%。

本調査ではいわゆる「漫画新聞」にスポットライトをあてているが、今記事ではあえてその前提として調査された、主要メディアに対する「購読頻度」のデータを見ることにする。漫画・ニュースサイト・新聞の3メディアに対し、購読頻度(どれくらい読んでいるか)について質問し、出た答えをグラフ化したのが次の図。

↑ 普段、漫画を読みますか
↑ 普段、漫画を読みますか

↑ 普段、ニュースサイトを見ますか
↑ 普段、ニュースサイトを見ますか

↑ 普段、新聞を読みますか
↑ 普段、新聞を読みますか

インターネット経由による調査結果とはいえ、冒頭でも触れたように(ネットユーザー間では)「ニュースは新聞では無くインターネット経由で取得する」というライフスタイルが浸透しているようすがうかがえる。

男女別のデータも含めたが男女であまり差異は無く、全体における「頻繁に読む」の青い部分を比較しても、漫画は24.9%・ニュースサイトは55.3%・新聞は34.9%で、読まれる純がニュースサイト・新聞・漫画の順であることが容易に想像できる。また、新聞のみに設けられた項目「新聞を読んだことが一度もない」に全体で2.7%もの回答者がいたのには、やや驚きを隠せない。

これでは媒体毎の違いが少々分かりにくい、ということもあり、それぞれのDI値(頻繁=2、たまに=1、読まない=0を割り振って算出)をグラフ化したのが次の図。ニュースサイト・新聞・漫画の順番がはっきりと分かる。

↑ 媒体別「購読度」DI値
↑ 媒体別「読まれる度」DI値

ただし「漫画」と「新聞」の差はほとんどない。紙媒体というくくりで考えれば同じものだから、ネットユーザーにとっては「購読頻度はあまり高くない」という考え方なのだろう。

繰り返しになるが、無論これはインターネット経由による調査の結果で、社会全体の傾向を意味しない。とはいえ、インターネットの普及率がこれだけ高まっている昨今においては、それなりの精度(半々というよりは6割程度?)を持っていると考えても的外れとはいえないだろう。

ちなみに「新聞」の項目について年齢階層別のデータを反映すると、次のようになる。

↑ 普段、新聞を読みますか(年齢階層別含む)
↑ 普段、新聞を読みますか(年齢階層別含む)

以前【新聞は高齢層、雑誌は若年層、ウェブニュースは壮年層……三者三様の「読みモノ」たち】でも触れた、文化庁の調査結果などと同様、若年層の新聞離れ・中堅-高齢者の新聞好きが手にとるように分かる結果となっている。ネット利用者を調査母体とした調査結果ですらこれなのだから、社会全体から見れば結果はいわずもがな、というところだろうか。

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