外食は「食べ」も「飲み」も減らしてます、増えるは自宅の「内食」ばかり!?

2009/12/09 07:08

内食イメージインターネット調査会社のクロス・マーケティングは2009年12月1日に、消費行動に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、1年前と比べて4割近くの人が外食の利用を減らしていることが分かった。中食ですら3割の人が減少傾向を見せており、ますます内食利用が増える状況が確認できる結果となっている(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2009年11月9日から10日にかけて、20-69歳の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1200人。年齢階層比は20代-60代でほぼ均等割り当て、男女比は1対1。なお今調査は2009年2月から3か月毎に実施されており、今回が4回目となる。

【半数が「家庭での食事が増えた」……不景気で進む家庭融和!?】【「外食ひかえてます」理由はやっぱり「ふところが寂しくて」】などでも触れているように、お財布事情が厳しくなったこともあり、食事のスタイルは「高くつく外食から安上がりな外食」「外食よりも中食、内食」の傾向を強めつつある。そこで主に来店系の食事スタイルについて、その利用の増減は1年前と比べてどのような変化を見せたかについて尋ねたところ、「外食」は食事・飲酒双方の理由とも4割近くが「減った」と答えていた。「増えた」人は1割にも満たず、全般的に大きく減少傾向にあることが分かる。

↑ 1年前と比較した食事(来店系)利用の増減
↑ 1年前と比較した食事(来店系)利用の増減

ぱっと見で「増えた」の青部分が小さく、「減った」の赤部分が大きいことから、多くの来店系食事のスタイルは減少傾向を見せているのが改めて分かる。またその中でも唯一「内食」は「青が大きく赤が小さい」状態にあり、利用が増加しているのがうかがえる。

これをDI値の算出結果を元にしたグラフにすると、よりはっきりと動向がつかみとれる。

↑ 1年前と比較した食事(来店系)利用DI値(「増えた」-「減った」)
↑ 1年前と比較した食事(来店系)利用DI値(「増えた」-「減った」)

食事のスタイルでも
「内こもり」現象!?
「外食」は出費削減の筆頭に挙げられ、大きくその機会を減らしている。中でも「食事」より「飲酒」がやり玉に挙げられているあたりが興味深い。また、食費削減のコツとして注目されている「中食」ですら減った人の割合が多く、DI値がマイナスを示してしまっている。一方で「内食」は上記にもあるように利用割合が増加しており、食事スタイルでも「内こもり現象」が起きていることが確認できる。

一方、外食店の形態別にみると、「ファミレス」の方がマイナス値が大きく「ファストフード」に10ポイント以上の差がついている。いずれも軟調であることに違いはないが、「ファミレス」の方が状況は一層厳しいことがうかがえる。



【安い・簡単・ウマいが肝心! 「今年人気のあった節約レシピランキング」】【ケータイレシピサイト、一番メジャーは「味の素」・20代には「モバれぴ」が人気】にもあるように、昨今ではレシピサイト、特に安価で創れる料理のレシピに人気が集まっている。内食の傾向が強まるのは食費を少しでも節約するためだが、だからこそ「安くておいしいレシピが満載」のレシピサイトに注目が集まっているのかもしれない。

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