「結婚する方が幸せ?」未婚女性に聞いた、その答えは?

2009/12/07 07:03

「結婚する方が幸せ?」イメージインターネット調査会社のクロス・マーケティングが2009年12月1日に発表した調査結果によると、未婚女性の調査母体においては「結婚の幸福感」を覚える割合が歳を取るにつれて減少する傾向があることが分かった。20代後半では約半数が「結婚する方が幸せ」と思っているのに対し、40代になるとその割合はわずか2割未満にまで減少する。一方、経年と共に結婚相手への妥協心も高まりを見せているが、その割合はわずかであり、ある種プライドの高さと価値観の変化が、状況を継続させている一因と思われるふしがある(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2009年10月17日から18日にかけて、首都圏・関西圏在住の25-44歳の未婚・有職女性に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2000人。年齢階層比は25-29歳・30-34歳・35-39歳・40-44歳で均等割り当て。職業比率は年齢階層でやや差異はあるものの、正社員・公務員が5-6割、契約社員・派遣社員が1-2割、アルバイト・パートが1割強などである。

リリースにもあるように、最近では「アラフォー」「アラサー」「おひとりさま」「婚活」などさまざまな言葉を用いてマスコミから持ち上げられている、働く未婚女性たち。今調査では彼女たちの生活意識などにスポットライトを当てている。

彼女らの結婚意識・結婚観について、「結婚する方が幸せだと思う」か否かという点で尋ねたところ、全体では3割強が「そう思う」派、3割近くが「そう思わない」派の回答をした。「どちらともいえない」も3割強に達しており、”全体としては”意見が三様に分かれ、意識傾向としてはまとまっていないのが分かる。

結婚する方が幸せだと思う(未婚女性)
結婚する方が幸せだと思う(未婚女性)

しかしこれを年齢階層別にみると、大きな違いが確認できる。若年層・25-29歳では50.6%が「思う派」、「思わない派」は20.4%に過ぎない。だが歳を経るにつれて前者が減り、後者が増えていく。40-44歳になると「思う派」は18.6%に留まり、「思わない派」は40.4%に増加する。

歳を経るにつれて「あきらめ感」が「結婚による幸せ感」を打ち消していくのか、あるいは結婚以外の幸せを見出だすようになったのか。または【25-29歳で59.9%・働き盛りの女性、未婚率増加中】にもあるが、歳を重ねるにつれて自分が同じ年齢層において「少数派」に位置することによる割りきり感の表れ、さらに【男性より女性の方が婚活には消極的・理由は「一人が楽しい」「他に時間を使いたい」】でも触れているが「幸せ云々以前で結婚したいとは思わない」割合が増加していくことによるものなのか、理由は多種多様に考えられよう。

もう一つ注目しておくべき点といえば、経年と共に「どちらともいえない」の割合が増加していること。25-29歳では29.0%。これが40-44歳だと41.0%にまで増えていく。これも直上で挙げた「幸せ云々以前で結婚したいとは思わない」(結婚による幸せ・不幸せにあまり興味が無い→結婚したいとは思わないというプロセス)の遠因になっている気がしてならない。



ちなみに「結婚相手で妥協したくない」か否かという設問には、7割以上の人が「妥協したくない派」に収まっている。

結婚相手で妥協したくない(未婚女性)
結婚相手で妥協したくない(未婚女性)

こちらも歳を経るにつれて「思う派」が減少していくことに違いは無い。ところが「妥協しても良い」とする人はほとんど増えず、「どちらともいえない」層がその分増加しているのが分かる。しかも「思う派」の減少率はごくわずか。いわばこの「プライドの高さ」が彼女らをして、「未婚女性」という立ち位置に居続ける理由の一つとなっているのかもしれない。逆に考えれば、そのような意思の強さがあるからこそ、調査対象となっているともいえるのだが。

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