思わず足元のゴミを拾いたくなるバス停留所

2009/12/07 07:04

思わず足元のゴミを拾いたくなるバス停留所イメージ先に【イケアのイカすバス停留所広告】で紹介したイケアのバス停留所広告は、その側面に「乱雑に詰め込んだ台所用品」を不特定多数の目に留まらせ、自宅の台所がごちゃごちゃしている様子と「イケアの調度品ならキレイに整理できます」というメッセージを頭に刷り込ませるものだった。いわば何段階かの中継を経ての「連想ゲーム」的なものといえる。今回紹介するのは同じ「積み上げ型広告」でも、もっと直接的に訴えかけるメッセージ性を持つもの。ニュージーランドで行われた、「道端にゴミを捨てないようにしましょう」という公共広告なのだが……(Coloribus.com)。

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バス停側面に毎日積み重ねられていく、周辺のゴミたち。毎日利用する人の心境やいかに
バス停側面に毎日積み重ねられていく、周辺のゴミたち。毎日利用する人の心境やいかに

考え方としてはイケアの台所調度品のとさほど変わらない。ただし積み上げられているのは、バス停周辺のゴミたち。黄地の上には「これはこのバス停付近で投げ捨てられたゴミを月曜から集めているものです」というメッセージが。その言葉通り、生ごみ系はさすがに除いているのだろうが、月曜から毎日関係者が拾い集めたバス停付近のゴミが、毎日のように積み重ねられていくのが分かる(利用者がゴミ箱のように入れていくワケではない)。

「月曜から」という言い回しからも分かるように、恐らく一週間単位でゴミは回収されると思われるが、それまでゴミはひたすら蓄積されるばかり。最後には右下にあるように、透明のバス停側面がゴミで埋め尽くされてしまう。仕事や学業でバス停を使っている人は、日に日に溜まるゴミに何となく罪悪感を覚え、ゴミの投げ捨てを止めたり、さらには落ちているゴミを拾うようになるのでは……というのがが狙い。

「イケア」のような間接的表現では無く、直接的に訴えかける点では、メッセージ性は強い。実用面としてゴミを毛嫌いするあまり、バス停を利用しなくなる可能性もあるが、逆に「毎日バス停を利用せざるを得ない人にこそ、理解してほしい内容」だからこそ出来るものでもある。ギリギリな感もあるが、アピールする対象を絞れるからこそできる、大胆な方法とも考えられよう。

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