新型インフルにかかった割合、20代以降では1.0%!?

2009/12/04 07:09

新型インフルエンザイメージDIMSDRIVEは2009年12月1日、新型インフルエンザに関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、この1年間で新型インフルエンザにかかった(罹患した)人は1.0%であることが分かった。季節性インフルエンザにかかった人はその5倍程度に達している。去年末から今年春先までの、昨年度における季節性インフルエンザへの感染も含めて考慮しても、調査時点では(調査母体の年齢層においては)それほど罹患率は高くないことが分かる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年10月14日から10月29日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3263人。男女比は54対46、年齢階層比は10代0.7%・20代8.9%・30代28.2%・40代32.2%・50代19.0%・60歳以上11.0%。

調査母体に対し、「この1年で」「本人が」インフルエンザにかかったか否かについて尋ねたところ、全体では94.3%が「新型・季節性あわせてインフルエンザにはかからなかった」と答えた。「新型インフルエンザに罹患した」と回答した人は1.0%。

この1年間にインフルエンザにかかったか(複数回答)
この1年間にインフルエンザにかかったか(複数回答)

単純計算だと、新型インフルエンザの罹患率は季節性のそれの約5分の1に過ぎないことになる。

冒頭でも触れたように、調査対象期間は2009年10月14日から10月29日。そこから1年間をさかのぼるとなると、昨年度の季節性インフルエンザの流行時期にかぶるため、今結果は「去年と今年(調査時点)のインフルエンザへの罹患率」と考えてよい。地域による差もあるが、【東京都におけるインフルエンザ報告数をグラフ化してみる(2009年11月26日版)】のデータからも分かるように、新型インフルエンザの直近におけるピークはもう少し後の話。「現時点」ではもう少し新型インフルエンザの罹患率は高いものと思われる。

さらに付け加えるとすれば、新型インフルエンザは「現時点までのデータでは」、若年層、特に10代までがかかる数・割合が大きく、20代以降になると感染確率がグンと減る。今調査母体は上記にもあるように、10歳未満はゼロ、10代は0.7%しか占めていないので、必然的に全体としての罹患率が低下している。記事タイトルで「20代以降」「!?」としたのはこれが理由である。

この結果だけを見て、「たったの1%、季節性と比べて1/5に過ぎないんだから、新型インフルへの心配や対策など無用さ」と侮らないよう、注意をするにこしたことはない。

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