冬のボーナス、支給されたら「貯蓄」が一番。けれど……

2009/12/02 12:05

ボーナスイメージ楽天リサーチは2009年12月1日、冬のボーナスに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、今冬のボーナスが支給予定の人の具体的な使い道としては、「貯蓄」の割合がもっとも高かった。次いで「ローン・借金返済」「生活費の補てん」など実生活の補助に充てる割合が高く、同様の調査を行った去年のデータと比べると、やや実生活色の強い傾向が見受けられる(『発表リリース』)。

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今調査は2009年11月13日から17日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000。男女比は1対1、年齢階層比は20代から60代までで均等割り当て。なお今回比較対象とした2008年分のデータは2008年11月21日-25日にかけて行われている。

調査母体のうち冬のボーナスが支給予定である593人に対し、具体的な使い道を複数回答で尋ねたところ、「まだ決めていない」が3割近くに達していた。具体的な項目名としては「貯蓄」が最多回答で18.5%となった。

冬のボーナスの使途(複数回答)
冬のボーナスの使途(複数回答)

次いで「ローン・借金返済」「生活費の補てん」など、昨年と比べて通常の家計を下支えする項目が多いのが目立つ。一方で「イレギュラー的な収入なのでちょっと贅沢に・奮発しちゃおう」的な「旅行・レジャー」「買い物」「飲食・グルメ」などは去年と比べ、大いにその数字を減らしており、「日常生活の穴埋めに精いっぱいで、娯楽に回す余裕が無い」状況がうかがえる。

さて今調査は11月13日から17日かけて行われている。比較対象の昨年調査は11月21日から25日であり、日取り的には昨年の方が一週間後。「一週間経過すれば、『まだ決めていない』人も具体的に色々な項目に割り振られるのではないか。だからそれぞれの具体的項目で昨年と比べて数が少ないのは当然」という指摘もあるだろう。そこで個々の項目について、昨年と今年の変化の割合を算出したのが次のグラフ。消費性向がまったく同じなら、「その他」「まだ決めていない」以外はほぼ同等の数字に落ち着くはずである。

2008/2009年における冬のボーナスの使い道変化(2008年を1とした時の2009年の値)
2008/2009年における冬のボーナスの使い道変化(2008年を1とした時の2009年の値)

全体的な傾向としては

・日常生活の費用への補てん(通常の出費、あるいは大きめの出費)の割合が高い
・失せモノ的な娯楽系出費(レジャーやグルメなど)の割合が低い(図中三角で指摘した部分)

などが確認できる。「車・バイク」がやや高めなのが意外だが、これは元々の値が2.2%・1.7%と少数なので、計算上の「ぶれ」が起こした可能性が高い。

いずれにせよ、今年の冬のボーナスを支給される(幸運な)人にとっても、ふところ事情はあまり良いとはいえないようである。

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