手洗い・うがいがトップ2……新型インフルエンザ対策でしていることは!?
2009/12/01 05:08


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今調査は2009年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3813人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代から40代まで1%・12%・34%・31%と、50歳以上が22%。
【東京都におけるインフルエンザ報告数をグラフ化してみる(2009年11月26日版)】にもあるように、直近ではピークをこえたようにも見える新型インフルエンザ。その対策として個人ベースで実践していることについて複数回答形式で尋ねたところ、もっとも多い回答は「手洗いを念入りにする」で73.8%だった。

新型インフルエンザの感染予防策や対策として、あなたが実践していることはありますか(複数回答)
以前似たような調査が別機関で行われたが(【手洗い7割うがい5割マスク着用1割強……新型インフルエンザ対策の実行率】)、その調査結果同様に、まずは「手洗い」そして「うがい」の順となっている。個人的にはやや不思議な感もあるのだが、世間一般手には「うがい」より「手洗い」の方が新型インフルエンザ対策としては普及していることは間違いあるまい。
第三位の「咳エチケット」とは【厚生労働省の「インフルエンザ」対策ページ】にも解説があるが、簡単にまとめると
・口と鼻をおおうのに使ったティッシュはゴミ箱に捨て、他の人が触らないようにする
・ティッシュなどがないときは、手ではなく、周囲に触れにくい腕で鼻と口を押さえる
・つばや鼻水が手についたら、石けんで丁寧に洗い流す
・ティッシュなどがないときは、手ではなく、周囲に触れにくい腕で鼻と口を押さえる
・つばや鼻水が手についたら、石けんで丁寧に洗い流す
などを行い、ウイルスの拡散を防ぐというもの。咳で1.5メートル・くしゃみで3メートルほどウイルスを含むしぶきは飛び散るため、一人ひとりの対策がインフルエンザ(新型含む)の感染を防ぐことになる。自分自身のためのではなく、周囲のための対策というわけだ。
また、今回の選択肢として挙げられた項目は、いずれもが「誰にも気軽にできる対策」として良く出来たリストにもなっている。新型インフルエンザにおいて、ピークをこえたように見えるとはいえ、まだまだ安心するのは気が速い。それに新型でなくとも季節性インフルエンザの対策としても、今リストは十分以上に役に立つ。是非活用して欲しいものである。
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