算数や理科に必死になった子供達が見つけた、自分なりの回答

2009/11/26 07:27

試験に答える子供イメージ義務教育の科目はすべての人が受講しなければならないが、それでも好き嫌いがあるため、子供達は授業や試験に難儀してしまうことが多々ある。自分の苦手な科目の試験を目の前に、頭を抱えてしまった経験を持つ人は多いだろう。また、子供の読解力不足や試験を出す先生側の欠けた配慮で、設問で想定された答えとはまったく別次元の解答が寄せられる場合もある。Uphaa.comでは「ゆかいな算数・理科の回答たち」と称し、子供達が提出した、ある意味芸術的な算数の回答たちを紹介している。今回はその一部を見てみることにしよう。

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直角三角形の辺の長さを求める問題
直角三角形の辺の長さを求める問題

直角三角形の辺の長さを求める問題。「3.」は問題のナンバー、「Find」は元々「探す」を意味するが、試験などでは「求めなさい」の意味としても使われる。正解は5センチ(√(3×3+4×4)=5)なのだが、これに対して戻ってきた回答は……

「ここにあります」
「ここにあります」

……。確かに「Find」だけど、これは算数の試験だし、「ウォーリーを探せ」じゃないんだから(笑)。

重量と時間の関係を表したグラフ
重量と時間の関係を表したグラフ

重量と時間の関係を表したグラフ。設問は「このグラフの形について説明しなさい」。要はスタート時にはある程度の重量を持っていたものが時間経過と共にその重さを減らすものの、一定時間以降は重量減少が無くなる状態を示していること、具体的にどのような事例が考えられるかについて語らせようとしたのだろう(例えば水が抜けつつある状態の風呂桶を風呂桶ごと量ったとか、腐葉土を天日干しして乾燥させた時の重量とか)。それに対する答えは……

「この曲線は左側が高くて右側の水平線に向けて緩やかに-」
「この曲線は左側が高くて右側の水平線に向けて緩やかに-」

「この曲線は左側が高くて右側の水平線に向けて緩やかに-」「グラフには2本の直線が服乗れていて、それは左下の角で接していて90度の角度を形成して-」「それぞれの直線の片方にはその終わりの部分に矢印がついている」などなど。要はグラフの「描写」そのものを説明しているわけだ(笑)。美術の試験なら合格点だが、算数の試験なので点数はもらえなかったようである。

「海の水温上昇を解決するために、海の熱を大気に逃がす装置を考案した技術者が解雇された。なんでだろう?」
「海の水温上昇を解決するために、海の熱を大気に逃がす装置を考案した技術者が解雇された。なんでだろう?」

地球温暖化問題は算数・理科などの問題でもよく取り上げられる。これは海水温度の上昇が問題だとして、ある技術者が「海水の熱量を大気中に放出して水温を下げる船」を開発したところ、良いアイディアだと思っていたのに雇用主(ボス)に解雇されてしまった。どうしてだろうか、という問い。それに対する答えは……

「なぜならボスの妻を寝取ったから」
「なぜならボスの妻を寝取ったから」

「なぜならボスの妻を寝取ったから」……って、そんなの設問のどこにも書いてないだろ(笑)。恐らくは理科的な回答を見出せなくて、苦し紛れに答えたのだろう。さすがに先生も赤文字で「Oh dear!(やれやれ)」と嘆きの言葉を書き連ねている。

物理でよくあるバネの問題
物理でよくあるバネの問題

物理でよくあるバネの問題。3キログラムの重りを滑り台からすべらせて、k=100 N/mのバネに接触させた場合、どれくらいバネは縮むか、そしてどの程度反発しうるのかなどを聞いている。その答えには……

「坂の途中に象がいるから重りはバネのところまで行きません」
「坂の途中に象がいるから重りはバネのところまで行きません」

「坂の途中に象がいるから重りはバネのところまで行きません」。自分で勝手に象を描き足し、ここに象がいるから重りはバネのところまで行かない、という結論に達している。もちろんこれは苦し紛れの答えで、途中まで計算していた様子がうかがえるが……いきなり象ですか(笑)。

(a+b)のn乗を展開しなさい
(a+b)のn乗を展開しなさい

数学の公式の問題。いわゆる「n乗根」を求めよ、というもの。「expand」は「展開せよ」というものだが……

「とりあえず、そのまま広げてみました」
「とりあえず、そのまま広げてみました」

「とりあえず、そのまま広げてみました」。左側で色々と試行錯誤していた様子がうかがえるが、結局分からずじまい。そこで公式の各要素を少しずつ引き離し、言葉通り「展開」したというもの。最後に「etc..」とあるように「もっと広がります」という解説つき。先生もバツはつけたものの「とても面白いですよ」という寸評を与えている。



元記事には他にもバットマンやニンジャタートルを解答部分に登場させたり、ルート計算を四苦八苦して続けたけど分からなくなってしまい、最後に「ルート」の部分に自分自身をぶら下げる絵を描いて「降参です」の意志表示をするなど、どこまで真面目にやったのか、ジョークでやったのか、判断が難しいものがいくつも掲載されている。センスあふれるものもあり、ある意味その視点でなら点を与えてもよいくらいだ。

あるいは回答者本人たちはいたって真面目なのかもしれない。受け狙いや苦し紛れならそのまま笑いのタネとなるだろうし、一方で単に文脈の読み間違いでしかない(、その上で生徒は真面目に答えた)とすれば、試験を作った側も反省する必要がある。いずれにせよ、時を経れば回答した生徒自身にとっても、良い思い出となるに違いない。その意味で、試験問題などは保存しておくことをおすすめする。

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