「映画観る?」1番テレビで次レンタル、映画館はその次の話

2009/11/24 07:14

テレビで映画視聴イメージマイボイスコムは2009年10月23日、映画に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体においては映画観賞のスタイルとして、「地上波のテレビで観る」人がもっとも多く、過半数に達していることが分かった。次いで「DVDやビデオをレンタルして観る」人が多い、「映画館に足を運んで観る」人はそれに続く順位についている。今や映画は「映画館で」ではなく「テレビやレンタルDVDで」というスタイルが主流のようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2009年10月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3515人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代33%・40代30%・50歳以上22%など。

不景気などのあおりを受けて映画の封切り本数もさほど多くは無くなったが、それでも洋画・邦画を合わせると毎週何本もの映画が公開され、視聴者の視線を集めるのを待っている(【映画の最新情報をブログパーツでチェック・eiga.com、ニュース配信ブログパーツ提供】で紹介したブログパーツを使えば一目瞭然)。一般のテレビドラマや連続モノのテレビ・ビデオと異なり、数時間でまとまったストーリーが堪能できるのも映画の醍醐味だが、それでは一体どのようなスタイルで視聴することが多いのだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「地上波のテレビで」の項目で、54.9%。過半数は「映画はテレビで観る」という考えが念頭にあることになる。

あなたは普段映画をどのようにして観るか(複数回答)
あなたは普段映画をどのようにして観るか(複数回答)

映画館での映画放映は、よほどのことが無い限り1回(1放映期間)のみ。ところがテレビに「降りて」くると、何度となく放映され、人気タイトルは毎年のようにテレビ欄を賑わすことになる。また、続編が映画館で公開される際に、関連するものとして前編がテレビで報じられるパターンも多い。この繰り返しが「映画はテレビで」という印象を強くしている一因だろう。

続く項目は「レンタルショップでレンタルしたDVD・ビデオで」。映画のテレビ放送を待つのも良いが、いつになるか分からないし、テレビでは放送されない場合もある。また仮に放送されたとしても、カットされている部分もあるし、CMが入ってしまう。さりとて「映画館にいくほどのものでもないし」「時間が無いな」という人は、レンタルショップで借り、自分の時間に合わせて視聴してしまう。映画館での視聴はその次の第3位。

映画の創り手側としては「映画は映画館で観るものだ」という念頭があるはずだが、少なくとも日本(の調査母体)においては、地上波・レンタルビデオが先行し、映画館での視聴はそれに続くものとなってしまっている。ライフスタイルの変化や視聴スタイルの多様化が少なからぬ要因であることに違いはない。

なお、【有料の 動画サイトが 好かれない 理由は「割高」「無料で十分」】でも解説した「有料動画サービス」が1割ほどの利用率を見せていること、「レンタル」が4割強に対し「購入」が2割近くという比率も、現在の映画事情を知るのには重要なデータといえよう。

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