満足派は3/4超! プライベートブランド購入者で不満を持つ人は2%足らず

2009/11/24 07:13

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買い物で満足イメージマイボイスコムは2009年11月20日、プライベートブランド(PB)に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体においてPB購入者の満足度はかなり高い域にあることが分かった。約3/4の人が満足しており、不満を持つ人は2%に満たないという結果が出ている。元々ある程度、価格と品質などを天秤にかけた上でPBを選択しているせいもあるのだろうが、想像通り、あるいは想像以上の内容にポジティブな感想を抱き、少なくとも不満を覚える人はほとんどいないのだろう(【発表リリース】)。


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今調査は2009年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3913人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代33%・40代31%・50歳以上22%など。

調査母体においてPBの購入経験者は93.1%。その人たちに購入したPB商品への満足度について尋ねたところ、「とても満足」「満足」をあわせた「満足派」は75.1%となった。3/4は満足している計算になる。

購入したPB商品への満足度(購入者限定)
購入したPB商品への満足度(購入者限定)

残りの1/4のうち「どちらともいえない」は2割強。否定派、つまり「不満」「とても不満」は合わせて1.9%でしかない。冒頭でも説明しているように、手にとった時点である程度妥協していることもあるのだろうが、現状のPBの質と価格は多くの人に受け入れられているようだ。

満足度が高いせいもあり、PB商品の購入頻度も増えているという結果が出ている。

あなたがスーパーやコンビニのPB商品を買う頻度は一年前と比べてどう変わりましたか
あなたがスーパーやコンビニのPB商品を買う頻度は一年前と比べてどう変わりましたか

「増えた」「若干増えた」をあわせた「増えた派」は45.1%。半数に迫る勢いだ。それとほぼ同数の42.9%が「変わらない」で、「減った派」は5.4%に過ぎない。可処分所得の減少も一因だが、それ以上にPBの種類が充実し、選択肢が増加したことも見逃せない要因といえよう。提供側としては顧客の満足度を維持・さらに高めるべく、種類の充実や品質の向上に努めることが求められる。

不景気がまだしばらくは続きそうな雰囲気が強まる中、それなりの品質が確保された商品も増え、財布に優しいPBは、ますます利用頻度が高まりそうではある。


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