新型インフルの予防接種、「受ける」人は4割・「受けない」人は3割強

2009/11/24 07:12

予防接種イメージマイボイスコムは2009年11月20日、新型インフルエンザに関する調査結果を発表した。それによると、新型インフルエンザの予防接種(ワクチン)が受けられるようになった場合、接種をすると考えている人は4割に達する一方、受けない意向を示している人も3割に及んでいることが分かった。さらに「どちらともいえない」とする回答も3割近くおり、ワクチン接種に対する考えが一般においてはまとまり切れていないようすがうかがえる(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査は2009年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3813人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代34%・40代31%・50歳以上22%など。

豚インフルエンザを起因とする新型インフルエンザはすでにパンデミック(世界的大流行)宣言を発令されているが、幸いにも現時点では低病原性であることから、以前から懸念されていた鳥インフルエンザH5N1型の変移体として発生しうるであろう「新型インフルエンザ」と”比べて”、大きな影響は出ていない。リスク的には季節型インフルエンザと同等か、それより低いとすら言われている(ただし一部要件においてはリスクが高くなる場合もある)。

むしろ診断やワクチン接種、さらには行政機関の猫の目のような方針転換により、医療現場の混乱が伝えられているのが現状というところだ。ワクチン接種の回数についても【日本医師会の新型インフルエンザ関連情報ページ】で「ワクチン」をキーワードに検索すれば多数の資料が見つかり、その内容を見るだけでもいかに行政側の指導が二転三転しているかが分かる。

そのワクチン接種について、自分自身が受けられるようになった場合、接種を受けるか否かについて尋ねたところ、4割の人が「受ける」と回答した。

新型インフルエンザの予防接種が受けられるようになったら、予防接種を受けると思いますか
新型インフルエンザの予防接種が受けられるようになったら、予防接種を受けると思いますか

新型インフルエンザのワクチン接種に関する対応については過去に何度か別機関の調査結果をお伝えしてきたが、接種希望者は大体半数程度であり、今回においてもその領域内の結果といえる(【新型インフルのワクチン予防接種、過半数が希望・拒否は2割程度】など)。

一方、「受けない」とする人も「多分」と「絶対」をあわせて3割を超えており、ワクチンに対する考え方の違いがうかがえる。さらに「どちらともいえない」も3割近くに達していることから、情報や状況による判断が現時点ではしにくい現状が見て取れる。

現時点では優先順位に従って接種対応が行われているため、摂取の機会がない人がほとんどだろう。しかし今後ワクチンの供給量が増えるにつれて、多くの人が摂取機会を与えられていくことになる。その時の判断は個々の考え次第だが、適切な情報を頭に入れた上で、正しい状況判断をして欲しいものだ。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー