私たちがもっと口にすべき10の言葉

2009/11/19 07:35

挨拶イメージ日本には「言霊(ことだま)伝説」というものがある。言葉には単なる文字列としての存在以上に、それを発した人の想いが意志としてこめられ、自他に影響を与え得るというものだ。それを信じるか否かは別にしても、心理学的にネガティブな言葉ばかり発していたのでは、発する側自身も段々と心境が暗く沈んでしまうことは否定できまい。【Dumb Little Man】では「もっと我々が口にすべき、10のシンプルな言葉(Ten Simple Things We Should All Say More Often)」と称し、自分も相手もハッピーになるため、積極的に口にすべき10の言葉をリストアップしている。今回はこれを紹介することにしよう。

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1.こんにちは
原文は「Hello」。日本語の場合、朝なら「おはようございます」夜なら「こんばんは」となる。見知らぬ人に道端で片っ端から挨拶をするのはかえって問題だが、隣近所の人や既知な人を見かけたら、知らぬふりをせずに積極的に、笑顔で挨拶をかわそう。

ありがとうイメージ2.ありがとう
感謝の言葉。何かしてもらったらすぐに口にすべき言葉であるが、素直にこの言葉を発するのは案外難しい。自分を安く見せてしまうかもしれない、と思うからだろうか。しかし逆に「ありがとう」と言われた場合を想像すれば、単なる考え過ぎであることは分かるはず。

3.お願いします
原文は「Please」。単に「お願いします」というよりは、何か頼みごとをする際にていねいな言葉を用いる、と表現した方が適切かもしれない。依頼をする際は礼儀正しさと相手への尊敬を評しつつ、がポイント。

4.どうぞお座りください
電車やバスなど公共交通機関における、座席を譲る言葉。説明は特に要らないだろう。

5.私がおごりますよ
原文は「This one's on me.」。私が代金を支払いますよ、というニュアンス。単に「おごってやるからありがたく思え」のような高圧的表現ではなく、謙虚でさりげない言い回し。

手伝いイメージ6.お手伝いしますよ
誰かが手間取っているところを見たら、この言葉と共に積極的に手を差し出そう。例えば車いすで難儀している人や、重い荷物を持って階段を登ろうとしている人を見かけた時などだ。たとえ拒絶されても、自分の存在そのものが否定されるわけではない。

7.はじめまして、私は●×です
原文は「“I don't think we've met. I'm [name]」。何らかの機会ではじめての人と出会った際に、人見知りをしてしまったり、簡単な会釈だけで済ませてしまうと、相手に与える印象は最小限のものでしかなくなってしまう。しっかりとした言葉で自己紹介をすることで、相手の頭の中にある「人物帳」に自分の名前を記したページを新たに設けてもらうことができるようになる。さらに自分からそのように自己紹介をすれば、相手も同じように気持ち良く、相手自身のことを語ってくれるはずだ。

8.私が好きなものはですね……
プライベートのすべてを第三者に語るのは問題だが、ある程度自分の趣味趣向について語るのは悪くない。(TPOを選ぶ必要があるが)いわゆる「腹を割って話す」ことで相手も緊張感がほぐれ、自分のことを「単なる話の対象」から「気の合う相手」にクラスチェンジしてくれるかもしれない。

またねイメージ9.良い日をお過ごしください
原文は「Have a great day!」。もっとフランクに表現すると「Have a nice day!」だろうか。テレビやラジオの英会話教室でも、最後に必ずこのフレーズが用いられる。相手が自分と別れた後も幸せであるように、という想いを込めた別れの挨拶で、その気持ちに嬉しくなってしまうものだ。ただし、日本語ではこのような表現、例えば「良い週末を」「素敵な休日を」などを挨拶に使うと、かえって堅苦しくなる可能性がある。近い表現は「またね」(もう少していねいなら「またお会いしましょう」、少々古風になる表現だが「お達者で」)が適切だろうか。「お幸せに」を使うと、しばしの別れと勘違いされてしまう。あるいは社交辞令として「今度機会があればお食事でも」なども良いかもしれない(笑)。

10.あなたが好きですよ
原文は「I love you.」。某8回もほぼ同じ回を繰り返したアニメーションで、キザな男性キャラの語り「耳元で、アイラーブユゥーとささやくんですぅ-」(CV:小野大輔)で有名になった言い回しだが、日本における直訳「あなたを愛してます」よりは遥かに軽い意味合いで用いられる場合が多い。今件の原文もその通りで、異性間の愛情としての表現以外に、家族に対する愛情表現として用いている。たとえそれが分かっていても、言葉にすることで相手に確かな意志として伝えることができる。ましてや愛し合う二人同士なら、関係をさらに強固なものとさせる「かすがい」となるに違いない。あるいは家族が対象でなくとも、長所を例示して「あなたのそういうところがいいなぁ」と語るのも該当しよう。

文化の違いから、やや日本ではマッチしないものもあるのは否めない。愛情表現について日本人はどちらかといえばシャイな部類に属していることもあり、「10.」は使う場面が難しいだろうし(愛する者同士ならなおさら口にしにくい、というのもあるかもしれない)、「9.」はかえってキザっぽくなってしまう。「8.」は本文中でも触れたがTPOが肝心で、プロスポーツや政治の話は一般的に避けるべきであるともされている(相手が自分の好きなもののライバルを好んでいた場合、逆に気まずくなるからだ)。

また、日本なりの表現「今日は良い天気ですね」(相手もすぐに認識でき、当たりさわりのない言葉の投げかけで言葉のキャッチボールをして距離を縮める)もあるだろう。食事の際の「いただきます」「ごちそうさま」も欠かせない。

リストに挙げられた言葉の多くは、日常生活において何気ない、でも忘れがち・躊躇しがちな挨拶であることもまた事実。一つ一つを習慣化できるよう意識して口にしていくことで、自分も周囲もハッピーになっていくはずだ。

※11/19 10:00 微調整を行いました。Thanks for kuronekomichi様!

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