平均睡眠時間は6時間半程度。それでは男性と女性、どっちが良く寝てる?

2009/11/14 07:31

厚生労働省は2009年11月9日、「2008年国民健康・栄養調査」の概要を発表した。それによると2008年において、1日の平均睡眠時間は男女とも「6時間-7時間」の層がボリュームゾーンであり、3人に1人以上はこの層に属していることが分かった。一方、年齢階層別の平均睡眠時間を算出すると、若年層は女性の方が長く、高齢層ほど男性の方が長くなる傾向があることも明らかになっている(【発表リリース】)。

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今調査は2008年11月に無作為抽出した300単位区内の世帯及び当該世帯の1歳以上の世帯員に対して行われている。調査世帯数は3838世帯、各項目によって調査対象数は異なる(詳細は【こちらで確認を(PDF)】)。

1日の平均睡眠時間について、時間区分で該当するものを一つ答えてもらったところ、冒頭にもあるように男女とももっとも多い層は「6時間-7時間」だった。男性は35.0%・女性は36.5%に達している。

1日の平均睡眠時間(男性)
1日の平均睡眠時間(男性)

1日の平均睡眠時間(女性)
1日の平均睡眠時間(女性)

年齢階層別で見ると、男女とも経年と共に少しずつ睡眠時間が長くなっていくのが分かる。また、赤い三角印をつけた部分、40代の「6時間未満」の区切りからも分かるように、40代で一度大きな「睡眠時間の短縮傾向」が起きているのが確認できる。

平均睡眠時間と男女の差と「40代」
これら時間区分において、中央値(5時間未満は4.5時間、9時間以上は9.5時間)を元にそれぞれの割合を乗じて累計し、性別・年齢階層別の平均睡眠時間を算出した結果が次の図。非常に興味深い結果が出ている。

性別・年齢階層別平均睡眠時間(時間)
性別・年齢階層別平均睡眠時間(時間)

全体の平均睡眠時間は男性の方が少し長い。そして年齢階層別に見ると、20-30代では女性の方が10-20分ほど長い傾向がある。ところが40代を境目に、男女の立ち位置が逆転し、男性の方が睡眠時間が長くなるのが分かる。

この区切りともなる「40代」は、先の男女別の年齢階層別・時間区分別グラフでも「一時的に6時間未満の層が再び増える層」としても確認されており、何かが起きている可能性がある。女性だけならばあるいは生理的な問題としての可能性があるものの、男性にも同様の傾向が見られるため、その仮説は成り立ちにくい。

あるいは調査母体においてたまたまこのような結果が出ただけなのかもしれないが、それにしてもあからさま過ぎる。「40代」というのはあるいは、人間の身体、特に睡眠の部分において、大きな変移が起きる年代なのかもしれない。

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