この3年間で飲むことが増えた飲料のトップは「コーヒー」、それでは減った飲料は?

2009/11/15 08:30

コーヒーを飲むイメージmedibaは2009年11月13日、飲料に関する調査結果の一部を発表した。それによると調査母体においては、3年前と比べてもっとも「飲むことが増えた」とされる飲料は「コーヒー」であることが分かった。次いで「ミネラルウォーター」「お茶」「紅茶」など健康志向系の飲料が続く。一方「飲むことが減った」の飲料のトップには「炭酸飲料」がついており、飲料の好き嫌いの変化に、「健康志向」というキーワードが深く結びついていることが分かる(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2009年9月7日から10日にかけてmediba保有会員(au携帯電話ユーザー)に対し携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は2400人。男女比は1対1で年齢階層比は10代・20代・30代・40代で均等割り当て。

この3年間に飲むことが増えたジャンル・減ったジャンルの飲料があるか否かについて尋ねたところ、「増えたジャンル」では87.2%、「減ったジャンル」では72.1%が「ある」と答えていた。そこでそれぞれのジャンルで「ある」と回答した人に対し、具体的なジャンル名を複数回答で尋ねたところ、もっとも多くの人が挙げた「増えたジャンル」は「コーヒー」だった。

飲むことが増えた飲料のジャンルと、飲むことが減った飲料のジャンル(調査母体全体に対して)
飲むことが増えた飲料のジャンルと、飲むことが減った飲料のジャンル(調査母体全体に対して)

元資料にはそれぞれ「ある」と回答した人に対する割合のデータが掲載されているが、せっかくなので調査母体に対する割合を計算し、「全体のうちどれくらいの人が、このジャンルの飲み物を飲むことが増えたのか・減ったのか」を見れるようにした。

これを見ると、全体の2割強の人が「コーヒー」を、6人に1人が「ミネラルウォーター」を、飲むことが増えたと答えている。「コーヒー」は本人が成長してコーヒーの苦味をうま味と感じ取れるようになったこと、さらには商品としてのコーヒーの美味しさの向上が起因しているのだろう。第2位の「ミネラルウォーター」については冒頭でも触れているが、「健康志向」の高まりが大きくプラスになっていると思われる。

一方飲むことが減ったジャンルのトップについた「炭酸飲料」も、元資料に目をやる限り、「健康志向」によるところが大きい。、「甘いし、糖分が多そうだから」や「カロリーが高そうだから」「炭酸が体に悪そう」などの意見が多数寄せられたとのこと。第3位の「アルコール飲料」もほぼ同じ理由(ただし「節約のため」という意見も多く見られたとのこと)。また「水道水」も大きめの値を示しているが、これはやはり「健康志向」と共に、「増えた」側の「ミネラルウォーター」の増加と深い関係があると見て良い。

第2位の「牛乳」に関しては、給食が無くなった・独り暮らしを始めて買い置きが無くなったなど、ライフスタイルの変化による機会喪失の理由が多く挙がっているという。逆にいえばこれらの問題を解決できれば、牛乳はもっと飲まれる可能性があるということになる。

意外なのは「果実系清涼飲料」が多くの人に「飲まなくなった」と意見されていること。健康志向云々とは違うだろうし、買い置きにより機会喪失もあまり想定しにくい。となるとやはり「節約のため」の理由によるところだろうか。今回公開されたデータだけでは、それを確認することは残念ながらできない。



スーパーやコンビニの飲料品コーナーを見ると、実に多種多様の飲料が発売されているのが分かる。個々の種類のすう勢を見ていくのも面白いが、ジャンル単位でのにぎやかさ・大人しさを見るのもまた趣がある。

今調査は「3年前と比べて」とあるが、確かにこの数年の間に「ミネラルウォーター」や「お茶」「紅茶」などの水・お茶系の飲料は増えた気がする(コーヒーは元々多い)。このような消費者ニーズにマッチした動きも、も各店舗やメーカーの地道なマーケティングによるたまものなのだろう。

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