【更新】携帯で一体何をメモしてる? 「予定」や「買い物」「興味のあること」

2009/11/12 12:10

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買い物途中で携帯電話でメモ確認イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年11月10日、携帯電話のメモ利用に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体内で携帯電話を使ってメモをしている人がその対象としているものは、「買い物リスト」がもっとも多いことが分かった。次いで「プライベートの予定」「興味を持った言葉・物事」などが続いている。ふとした思いつき、持ち歩き必須な覚え書きなどを、「普段から携帯している携帯電話に覚えさせる」使い方をしているように見える([発表リリース])。


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今調査は2009年10月20日から23日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は492人。男女比は57.3対42.7で、年齢階層比は20代34.8%、30代30.9%、40代34.3%。

携帯電話をメモ帳代わりに使っている人は全体の3/4にも達している。

携帯電話にメモを保存することはありますか
携帯電話にメモを保存することはありますか(再録)

そこでメモ代わりに使っている人に対し、どのようなことをメモしているかを複数回答で尋ねてみた。一番多い回答は「買い物リスト」で、全体では約半数の人がその経験ありと答えている。

どのようなことを携帯電話でメモしていますか(複数回答、メモを取る人限定)
どのようなことを携帯電話でメモしていますか(複数回答、メモを取る人限定)

複数の品物を買いに出かける際、つい何かを買い忘れて「しまった」と思う経験を持つ人は多いはず(カレーをつくる材料の買い出しに行き、ジャガイモ・人参・玉ねぎを買ってきたのに、福神漬けやカレールーを忘れてしまう、とか)。メモ用紙に一覧を書いて持ち歩けば問題はないのだが、どうにも面倒くさい。ならばいつも携帯している携帯電話に覚えさせておけば……というのが、この使い方。確かに「携帯電話だけはいつも肌身離さず持っている」人は多いのだから、これなら忘れることは無い。

「プライベートの予定」は単にメモをしておくのと共に、一部の携帯電話に機能として備わっているスケジュール機能を活用しているのかもしれない。アラーム機能と連動し、所定の時間になればアラームと共にメモが表示され、「うっかりしていて忘れました」という悲劇を避けることができる。

また「興味を持った言葉・物事」「思いついたアイディア」は、普通のメモ・手帳と同じような使われ方をしているともいえる。そのまま「覚えよう」としても、ふと気がついたことは、同時に「ふと忘れてしまう」ことが多い。その場で「デジタルメモ」をしておけば、あとで「あれ何だっけかな」と地団駄を踏むこともなくなる。



携帯電話をメモ代わりに使うのは、「常に持ち歩く」「気軽に利用できる」という携帯電話の特性を活かす、有効な活用方法の一つに他ならない。人の記憶を補完し、生活に役立てるという意味で、ある意味本当に携帯電話らしい使われ方ともいえよう。

もちろん、メモしたこと自体を忘れては、何の意味もないのだが(笑)。


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