各国の金(きん)保有量推移をグラフ化してみる

2009/11/09 07:33

金(きん)イメージ先日NewYorkTimes紙で【Inside the Global Gold Frenzy】なる記事が掲載されていた。要は「貴金属・投資対象としての金(きん)への注目が今まで集まっている」「1オンス2000ドルもありうるかも」という話で、特に目新しい内容では無かったが、付随しているグラフ(【該当ページ】)は金の現状を知る上で大変役立つ資料といえるものだった。そこで今回はその図のうち「2009年9月における主要各国の金保有量」について、当方でデータを補完した上でグラフ化してみることにした。

スポンサードリンク


元図のうち主要国の金保有量については、2009年9月時点のデータをベースに上位12か国・組織について生成されている(IMFがインドに売却予定の220トンについては反映済み)。これだけでグラフを創ってもよいのだが、それでは芸がないので、過去のデータとして【Gold Survey 2004(PDF)】から2003年末・1994年末時点の同国・同組織の保有量データを抽出し、その変移をも見られるようにした。なお欧州中央銀行は1994年時点では存在しない(設立は1998年6月1日)のでゼロとなる。

主要各国・組織の金(きん)保有量(トン)
主要各国・組織の金(きん)保有量(トン)

並びは2009年9月時点での保有量の多い順だが、このようにしてみると意外にドイツの保有量が多かったこと、さらに積み増しをしているのが分かる。そして絶対量こそ少ないものの、中国・ロシア・インドの保有量「増加率」が並々ならぬものであることも確認できる。金の保有量=財務・経済的な土台とも考えられるので(【最後にモノを言うのは金ならぬ金!?】)、それだけこれらの国が急激に経済力をつけてきた、とかんがえることもできよう。

個人的には、かつて「黄金の国・ジパング」と呼ばれてきた日本だからこそ、もう少し日本の金保有量も多くしても良いのではないかと思う。バブル時代にそれこそ「ムダ使い」などせず、2000トンクラスにまで買い増しをしておけば……というのは「たら・れば」りというところか。


■関連記事:
【金(きん)への投資をする4つの方法】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー