がん対策、普段は何をしています? トップは食事で「アレ」は避けてる

2009/11/03 07:34

焦げ食事イメージ内閣府は2009年11月2日、がん対策に関する世論調査の結果を発表した。それによると、がんを予防するためにもっとも多くの人が実践している行動は、選択肢の中では「焦げた部分は避ける」であり、4割以上の人が実施していることが分かった。「たばこは吸わないようにする」「偏食せずに栄養面でバランスよく食事をする」も4割に達しており、世間一般的にはこの3つが「がん予防」として広く認知されているようだ(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査は2009年8月27日から9月6日にかけて、調査員による個別面接聴取法で、層化2段無作為抽出法によって選ばれた20歳以上の3000人に対して行われたもので、有効回答数は1935人。男女比は869対1066、年齢階層比は60代がもっとも多く、次いで50代・70歳以上などの順となっている。

がんを予防するための行動は世間一般にさまざまなものが知られているが、どれだけ意識して実践されているだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答項目は「焦げた部分は避ける」で43.4%に達していた。

がんを予防するための実践
がんを予防するための実践

第二位は「たばこは吸わないようにする」、第三位は「偏食をせず栄養面でバランスのよい食事をする」で、ここまでが4割超え回答。以下、「カビの生えたものに注意する」「塩辛いものは少なめにする」と、いずれも「口にする」「体内に収める」ものに関する注意事項が上位を占めている。

そしてようやく「定期的にがん検診を受ける」が入っているが、割合的には1/3程度でしかない。この「1/3」という値は先の別調査機関の結果【がん検診、受けた経験ある人は男性1割・女性3割】と比べるとやや大きめだが、これは調査母体に高年齢層が多数含まれているのが要因と思われる。とはいえ、それでも1/3でしかないというのもまた事実ではある。

その他上位項目を見ると、「がんの予防」というよりは「健康な体を維持するための処方せん」的な意味合いが強い。言い換えれば、体を大切にすることこそが「がん予防」にもつながるということなのだろう。

ちなみにトップの「焦げた部分」云々だが、【焦げた部分を食べるとがんになりやすいってホント?(R25.jp)】などにもあるように、焦げの中に確認できるヘテロサイクリックアミンという発がん性物質がトリガーとなっているようだが、直接すぐにリスクアップにつながるというわけでは無いようだ。とはいえ、がんのリスクは体内で蓄積されることによって増加するもの(年齢を経るにつれて発症リスクが高まるのもそのせい)。極端な焦げ目などを無理して食べるのは、あまりお勧めは出来ないといえよう。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー