「体、大丈夫かな?」不安になったら頼りになるネット情報源は?

2009/11/02 04:53

調べるイメージソニー損保は2009年10月30日、がん検診に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体において、自分の健康状態に不安を感じた際に情報収集の手段として「パソコンや携帯電話のインターネットを利用したことがある人」がもっともよく利用するサイトは「Yahoo! 知恵袋」であることが分かった。Q&Aサイトは他にも多くが上位についており、知識の集約場としての認知はかなり高いようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2009年10月19日から20日の間に携帯電話によるインターネット経由(ネットエイジア利用)で「がんになった経験が無い人」を対象に行われたもので、有効回答数は1000件。男女比は1対1で、年齢階層比は10代・20代・30代・40代で均等割り当て。携帯電話経由の調査のため、携帯電話絡みの回答が世間一般と比べてやや有利に出る可能性があることに留意する必要がある。

先に【健康に不安を感じてしまったら、あなたは何で情報集める?】で示したように、健康に不安を感じた場合、パソコンのサイトや携帯電話向けサイトを利用する人は極めて多い。パソコン・携帯電話いずれか(あるいは両方)を用いて情報収集の経験がある人は6割に達しているが、それらの人たちは具体的にどんなサイトを利用しているのだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多かった回答は「Yahoo! 知恵袋」だった。実に過半数の人が利用している・していたと答えている。

自分の健康状態に不安を感じた際、パソコンや携帯電話のインターネットのどのサイトを利用したか(複数回答、利用者のみ)
自分の健康状態に不安を感じた際、パソコンや携帯電話のインターネットのどのサイトを利用したか(複数回答、利用者のみ)

第二位には専門家である「医師・病院などのサイト」がついているが、以下Wikipedia、Yahoo!ヘルスケアなど、多種多様なサイトが上位を固めているのが分かる。

また気になるのは、いわゆる「Q&Aサイト」が上位にいること。トップの「Yahoo!知恵袋」が他のサイトを10ポイント単位で抜いて断トツなのはもちろんだが、「教えて! goo」も20.5%と5人に1人が利用経験ありと回答しており、利用率は高め。【ネット上のQ&Aサイトの利用者急増、二大サイトで共に400万人超え】などにもあるように、インターネット上のコンテンツとしてQ&Aサイトは非常に高い評価・多くの人からの支持を集めており、それは「自分の健康への不安を解消する情報収集の場」としても変わらないことが分かる。恐らくは、だが、自分が持った疑問・質問をQ&Aサイト上で重ね合わせ、同様のパターンにおける回答を探しての結果なのだろう。

Q&Aサイトは「集約知の場」としては非常に有効。それは【職場でも活用されるCGM、知識共有とQ&Aサイト】などでも説明しているように、情報の共有によって利用者が知識を高められるからだ。しかし同時に、適切な専門家などの監修が無いと、間違った情報が共有化されるリスクも背負っている。単なるQ&Aサイト(今件では上位に居るWikipediaも含む)の情報は、必ずしも正しいとは言い切れない事、自分の事象と似通っていても解消法・原因までもが同じとは限らないことに留意しなければならない

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