2009年10月27日
20代主婦、4人に1人はケータイ使って職探し
2009年10月27日07:25
モバイルリサーチのネットエイジアは2009年10月26日、主婦層における携帯電話でのインターネット利用状況に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、携帯電話を使って商品やブランド、企業のサイトを訪れた目的としてもっとも多くの人が同意を示したのは「製品・商品・サービスの情報を得るため」だった。また全般的に若年層ほど情報収集での利用度が高い。特に20代の主婦の1/4は就職や転職の情報収集をするのが目的と答えている(【発表リリース】)。今調査は2009年9月9日から11日までの間に全国の20〜49歳の既婚女性の携帯電話利用者に対し、携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は1142人。年齢階層比は20代217人、30代418人、40代507人。
携帯電話の機能が高性能化するにつれ、本来パソコン向けのサイトを携帯電話で閲覧できる状況も増えてきてはいるが、やはり携帯電話では携帯電話専用のページにアクセスした方が情報の取得はしやすいもの。【「携帯向けサイトを備えて欲しい」企業への要望は67%】にもあるように、携帯電話利用者の7割近くが企業に対し「携帯電話向けの専用サイトを創ってほしい」と要望しているというアンケート結果もある。
それではその要望に応え、携帯電話向けのサイトを創った企業・ブランド・商品に対し、今調査母体の主婦たちはどのような目的でアクセスしているのだろうか。もっとも多い回答は「製品・商品・サービスの情報を得るため」で、全体では「調査母体の」(以下同)6割を超える人がこの目的でアクセスをしている。

どのような目的で商品やブランド・企業のケータイサイトを訪れたか(調査母体全体に占める割合、複数回答)
※元データでは「企業などのサイトにアクセスした人の中で」の割合が掲載されているので、それを元に「調査母体全体に占める」割合を算出し、グラフ化した。
次いで多くの人が目的に挙げているのは「割引クーポンをもらうため」。そして「着メロや待受け画面をもらうため」「製品・商品・サービスを予約・購入するため」と続いている。
興味深いのは年齢階層別の変移。特徴を箇条書きにすると、
・クーポンや着メロなどをもらうサービスへの利用は、経年と共に増加する傾向がある
・情報取得や調査は、若年層ほど割合が高い
などが挙げられる。若い世代ほど情報への欲求が強く、歳を経るほど何か具体的なモノ・付加価値を欲しくなる、という傾向のようだ。携帯電話に対する見方が変化しているのかもしれない。
また、冒頭でも触れたが30・40代の主婦と比べ20代の主婦は「就職・転職の情報収集」への意欲が強く、24.4%にも達している。最近ではアルバイト・パート向けの求人サイトも増えていることもあり、気軽に利用する場面も増加しているのだろう。この傾向は同調査別個目の「あなたは以下の商品やブランド・企業のケータイサイトを見たことがありますか」でも表れており、「職業・アルバイト紹介・人材派遣」のサイトでは20代の利用率が30・40代と比べて2倍近い伸びを示していることからも、裏付けできよう。
今調査が対面・郵送調査でなく携帯電話経由であることを考えると、世間一般における各サイトの目的別利用度はもう少し小さなものとなるだろう。それでも各携帯サイトの利用傾向はきわめて興味深く、今後既婚女性向けのサービスや情報を展開していく場面においては、役立つものと思われる。
また、携帯電話が若年主婦層の求人情報収集場として多用されている現状も見逃せない。結婚退職した後に、それなりの時間を有し、アルバイトやパートの場を求める彼女らにとって、携帯電話はよき情報提供の場となる点は、注目すべきといえるだろう。
■関連記事:
【「携帯向けサイトを備えて欲しい」企業への要望は67%】
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