小中学生がコンビニに行く理由は「そこにコンビニがあるからだ」!?

2009/10/25 09:17

小学生によるコンビニでの買い物イメージネットマイルは2009年10月20日、小中学生におけるコンビニエンスストア(コンビニ)の利用形態に関する調査結果を発表した。それによると調査母体全体では、コンビニに行く理由としてもっとも多くの回答が寄せられたのは「家、学校などの近くや通り道にあるから」だった。「身近に存在すること」がコンビニの魅力であることの表れといえるだろう([発表リリース])。

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今調査は2009年9月10日から14日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は458人。男女比は72対386で、各年階層別では小学6年生が147人、小学5年生が91日、小学4年生が78人、中学1年生が55人など。なお小学低学年は母数が21人と少ないため、参考値としての掲載となる。

先に【小中学生のコンビニ利用はどのくらい? 「週一以上」は3割を超えて】で示したように、小中学生のコンビニ利用率は決して低くない。それではスーパーや他の一般商店と比較し、それらの店では無くコンビニに行く理由は何だろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多い答えは「家、学校などの近くや通り道にあるから」だった。半数近くの子供が、それを理由にあげている。

コンビニに行く理由(複数回答)
コンビニに行く理由(複数回答)

全体の取得票率で見ると、コンビニ内で販売される商品に関する言及よりも、コンビニそのものの状況(場所、営業スタイル)に対する項目への賛同が多い。つまり、コンビニにある商品そのものよりも、コンビニがコンビニ(場所・営業時間的に便利)であるからこそ利用する傾向が強いようだ。

また男女別では「女の子……商品種類の多さ」「男の子……限定商品」と、理由づけに違いが出ているのも興味深い。男の子は珍しさ、女の子は選択肢の多さを目当てにしているわけで、買い物の傾向の違いもうかがい知れる。

2008年の時点における調査結果と比較すると、「コンビニがコンビニ(場所・営業時間的に便利)であるから」利用する傾向が強まっていることが分かる。

コンビニに行く理由(昨年との比較)
コンビニに行く理由(昨年との比較)

コンビニについて「商品を売る」のではなく「商品があるという環境を売る」という例えがあるが、まさにそれを表し、その傾向が強まりつつあると見てよいだろう。

営業時間はともあれ、「近場にある」という店舗展開の柔軟性はスーパーや百貨店、ディスカウントストアには真似することは難しい。唯一対抗できそうなのは100円ショップだが、彼らはすでにコンビニと共同戦線を張っているところがある(一部はコンビニに取り込まれている。また、コンビニで100円ショップライクな事業展開を進めているところもある)。コンビニは少なくとも小中学生に対しては、「身近でいつでも足を運べるお店」としての立ち位置はますます確実なものとなりそうだ。

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