新型インフルエンザに不安を持つ喘息(ぜんそく)患者は8割、されど医師と情報交換をしたのは2割に留まる

2009/10/16 07:09

医療イメージグラクソ・スミスクラインは2009年10月15日、喘息(ぜんそく)患者が新型インフルエンザの流行に関してどのような感じ・行動しているかについての調査結果を発表した。それによると、患者の8割以上が新型インフルエンザに不安を感じ、具体的には新型インフルエンザ・喘息双方の病状の重症化に大きな懸念を持っていることが分かった。しかし一方で、医師に相談、あるいは医師から説明を受けている患者は2割にしか過ぎない状態も判明しており、専門家からの正しい情報の説明が求められている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年9月11日から13日にかけて、20歳以上の男女で医師に喘息と診断され、過去3か月間に喘息治療薬(長期管理薬)を処方された人500人に対してインターネット経由で行われたもので、男女比は1対1(年齢階層は非公開)。それによると、喘息はインフルエンザの高リスク疾患であることを知っている人、そし新型インフルエンザに対して不安を持っている人は8割に達していた。喘息患者自身が新型インフルエンザの流行に対し、危機意識を持っていることが認識された形である。

(新型)インフルエンザと喘息への情報認識、医者との対応
(新型)インフルエンザと喘息への情報認識、医者との対応

一方、新型インフルエンザについて医師に相談した、あるいは医師から説明を受けた人は2割に過ぎなかった。

新型インフルエンザに不安を感じている人に、具体的要件を複数回答で尋ねたところ、喘息・新型インフルエンザそれぞれの重症化に懸念を持つ人が多数を占めていることが分かった。

喘息患者さんとして、新型インフルエンザについて不安に感じる点をお知らせください
喘息患者さんとして、新型インフルエンザについて不安に感じる点をお知らせください

リリースによれば喘息患者は新型インフルエンザ感染における高リスク患者とされており、国内外での新型インフルエンザ感染による入院患者において喘息を含む慢性呼吸器疾患の患者の割合は高いと報告されている。しかし日頃から吸入ステロイド薬などを用いて、喘息の症状を出さない治療を継続して良好なコントロール状態を維持することによって、インフルエンザなどによる喘息の重症化(急性増悪)のリスクは軽減できるとも述べている。

何となく分かっているからと自己解決しているのか、それとも話が切り出しにくいのかは不明だが、やはり2割しか主治医と情報のやり取りをしていないのは問題のあるレベルといえる。正しい認識と理解を浸透させる・するにも、互いに積極的な情報交換・開示の姿勢が求められよう。

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