家計の予算を守るための10のポイント

2009/10/13 12:10

予算イメージ先に【お金の悩み事を少しでも減らすための5つのアドバイス】で、家計での「お金に関する頭痛のタネ」を少しでも減らすための方法の一つとして「予算を立ててそれを実行する」を挙げた。事細かな予算設定はともかく、「毎月光熱費はこれくらい、雑誌代にはこれだけ確保しておいて、おやつはこの額内に」という大まかな枠組みを設けている人は多いはず。しかしどんな予算でも、なかなか守られないのが世の常というもの。【HowStuffWorks】ではそんな「予算通りにうまくいかないよ-」と、予算を立てたことでかえって悩みを増やしてしまった人のために、上手な予算の守り方・予算への取り組み方・予算に対する考え方を紹介している。

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1.「余剰資金」分は最初に貯蓄口座に入金する
予算を組んだということは、どれだけの出費を生じるだけでなく、「支出と出費の結果、どのくらいの額が余る、余剰資金が発生するか」も把握できることになる。その余剰資金額が決まったら、まずはその額を貯蓄口座(普段支払いなどに使う当座資金口座では無い)に入金してしまおう。毎月の貯金は時間の経過と共に、大きな財政上・精神上の支えになる。

現金利用イメージ2.現金を使う
毎週週初めに、一週間に使う現金を(予算に従って)引き出し、極力それで生活するように努める。公共料金を自動引き落としにしていない場合、いつ頃集金にくるかをあらかじめ把握しておく必要があるだろう。また、現金が手元に無くとも買い物ができるクレジットカードなどは使わないようにする。

3.「悪習」を止める
たばこや飲酒を止める。これは予算の時点で「たばこ代・酒代」の額を極力減らし、出来ればゼロにすることを意味する。本来これらに充てられていた予算を他に割り振ることで、他の項目の予算組みが楽になる。禁煙状態が長く続けば健康管理費だけでなく、保険料も安くなるメリットがある。

4.家族と責任を共有する
ひとり暮らしならともかく、家族で生活している場合、予算を守るのは自分一人では無く家族みんなであることを再確認する。配偶者、そして子供たちと一緒に情報を共有し、毎週予算とどれだけ違いが生じているかを話し合えば、家計そのものや予算を守ることの大切さ、そして家族の一体感が改めて認識できるはずだ。予算を守らねばならないというプレッシャーを、ひとりで抱え込む必要はない。

5.金利の高いカードローンから完済する
複数のカードローンを抱えていると、予想もしないタイミングでの返済で、予算が崩されることがしばしばある。多くの場合、自分がどこにどれだけ借りているのか分からなくなってしまうのがオチ。まずは一番金利の高いカードローンを選び、そのローンの返済に全力を尽くすこと(他のローンは最低支払金額のみを支払い続ける)。そして最高金利のローンを完済したら、次は「その時点で」もっとも高い金利のローンの完済を目指す。

レシートイメージ6.レシートを保管する
支出記録を残し、後で再確認が出来るように、レシート・領収書は必ず受け取り、保管しておく。何を買ったかについても(レシート上に表記が無ければ)書き留めておくとよい。そのまま袋に入れてもかまわないが、例えば大学ノートに少しずつずらす形で上辺のみを貼りつけていくとよいだろう。

7.通帳記入をする
原文では「小切手帳」に関する言及がなされているが、日本では個人ベースで小切手帳を使うことはまずないので、「通帳記入をする」に差し替えて置く。当座資金口座から定期的に引き落とされる金額を確認するため、週一くらいで通帳記入をすると良い。パソコン上から口座がチェックできる人は、わざわざ銀行窓口まで足を運ばなくても済むので非常に楽(プリントアウトをするとなお良い)。CVS出力できる銀行なら、そのままEXCELなどの表計算ソフトで管理するのもアリだ。

8.出費を分析する
事前に組んだ予算と、実際の出費(手元にレシートがあるので確認できるはず)を比較してみる。そして無駄に見える支出項目が無いかチェックを入れてみる。もし見つけることができれば、次の予算組みからはその項目を無くし、それを実践することで、余剰分を貯蓄や他の出費に回すことができる。

自動積立イメージ9.自動積立を使う
「1.」で触れた「余剰資金分は最初に貯蓄口座に入金する」を確実に守れるようになった(=予算オーバーで余剰資金分を取り崩すことが無い)ら、一部を「自分で入金する」では無く、自動的に口座から引き下ろして積立を行う「自動積立型貯金」に切り替えるのも良い。身近な例だとゆうちょ銀行の【自動積立定期預金】がある。自分で普通口座に積み立てるよりは利率が高く、半強制的に引き出されるので「自分の心の中の誘惑」に負けて積立しそこなうということも無い。

10.予算に柔軟性を持たせる
明日に何が起きるか確実に予想できる人は誰もいない。同様に、明日どのような「突発性の出費」が発生するかを知り得る人もいない。予算は「計画」であり「目標」ではあるが、「預言書」では無いのだから、1から10まで全部を確実に守り切るような頑なな態度をとるのも問題。あまりにも予算設定がキツ過ぎると、予算通りに行かないことが多すぎて、かえって予算そのものを放棄してしまいかねない。

あらかじめ予備予算(あるいは「雑費」扱いでも良いだろう)の枠を大きめに確保しておき、流動性を高めるのも一つの手。そして時には「予算を律義に守るためにケチり、結局それ以上のもの(あるいはお金で買えないもの)を失う」ことが無いように……例えば子供の予防接種や通院費、自宅の防犯・防火対策費用、入院した友達への見舞いや結婚祝いなど……予算超過もありうることを念頭に置いておこう。オーバーした分はあくまでも「イレギュラー」であり、来月以降に調整すればよいのだから。

通常の「予算枠内での出費と余剰資金の貯蓄」を続けることで、貯蓄口座の数字は増え、家計上の安定感・安心感を得られ、精神の上での安寧も得られるようになる。お金は色々な物品やサービス、価値のを一つの基準に換えた「対価」である。食べ物にも旅行にもテレビにもゲームにも、そして健康や感謝の意を表すプレゼントにも、(大抵の)どんなものにも変えられる。

貯蓄口座の額がそのまま自分の、そして家族の安心・安全を表すパラメーターであると考えれば、予算を作り、守ることもそれほど辛いことでは無くなってくるはずだ。

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