女性向けの広報宣伝にブログは有効……なのか?

2009/10/13 12:05

クーポンを利用する女性イメージ先に【アメリカの「ママブロガー」急増中!? ソーシャルネット利用者の半分が「ブログ始めました」】で示したように、アメリカでは景気後退による余暇時間、そしてコスト意識の増加に伴い、女性(特に既婚者)のブロガーが増加を続けている。そして各企業も彼女らに向けた情報発進、企業ブログでの広報を積極的に行う姿勢を強めている。しかし「ブログで喧伝さえすれば女性に大いに受ける」というブログ万能論に疑問符を投げかけるデータが【eMarketer】で紹介されていた。これは調査機関Prospectivが2009年10月1日に発表した【調査結果(PDF)】によるものだが、アメリカにおいてインターネット上における商品の宣伝活動でもっとも効果がある、と女性が感じたもののトップはブログでの情報活動では無く、「オンラインでのサンプルの請求」だというのである。

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この調査は2009年9月にアメリカで、インターネット経由にて1701人の女性に対して行われたもので、年齢階層は非公開。子供を有していた女性はそのうち1361人。

インターネット上で行われる商品の宣伝活動手法について、大きく5つに区分し、どの区分がもっとも効果的か(自分が好むか)を択一で選んでもらったところ、「ブログ」はわずか3%に過ぎなかった。もっとも多くの回答を得られたのは「オンラインでのサンプルの請求」で45%。実に半数近くに及ぶ。

商品の宣伝活動でもっとも効果があると思うもの
商品の宣伝活動でもっとも効果があると思うもの

次いで「クーポン」(オンライン上の割引券)が39%と4割近くを占める。この2区分で8割を超えるところを見ると、女性にとってはたとえオンライン上でも「実際に得だと思える効果が自分に生じるモノ」を重要視する傾向があることが分かる。電子メール、サイト上のバナー広告、そしてブログはあくまでも「情報」に過ぎず、判断の材料にはなるが直接お得感を獲得するまでには至らないということなのだろう。それよりは、サンプルを手に入れたり、買い物の際に割り引いてもらえる「直のお値打ち感」を欲するわけだ。

子供のいる・いない別で見ると、「直のお値打ち感」への要望がより一層強まっているのが分かる。これは【メールマーケティングでも「母は強し」……子供を持つとメール情報にも積極的になる傾向が】でも触れているが、守るべきものが出来た女性は一層「生活力を備えたくましくなる」結果といえる。あるいは純粋に、子供持ちの女性の方が現実的なのかもしれない。そしてこの「母親心」は日本でもさほど変わりないと思われる。

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