日常生活での情報源はテレビ・新聞・そして公式ウェブサイト

2009/10/12 08:01

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テレビと新聞イメージマイボイスコムは2009年9月18日、情報に関するインターネット調査の結果を発表した。それによると、生活に必要なものに関する情報源としてもっとも多くの人が用いているのは「テレビ」という結果が出た。8割近くの人が「テレビ」と答えている。次いで「新聞」がつくなど、旧来の大手メディアに対する利用度は極めて高いようだ(【発表リリース】)。


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今調査は2009年9月1日から5日までの間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3976人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代34%・40代30%・50歳以上20%など。

普段の生活行動において、一切自分の判断の身で決定出来ればよいが、実際には多種多彩な情報源から得た情報を判断材料として用いることが多い。例えばチラシを見て安売りしている食材を元に夕食のメニューを考えるとか、ファッション誌を読んで週末にデパートで新しい服を買おうかと思い立つ、というパターンである。

そのような事例も含め、自分の生活に必要なものについて、ふだんどのようなところから情報を得ているか、複数回答で尋ねたところ、もっとも多い回答を得た選択肢は「テレビ」だった。やはり一般大衆向けのメディアとしてはもっとも影響力が多い「テレビ」の実力は(インターネット経由の調査でも)変わらないようだ。

あなたは、自分の生活に必要なモノ(衣食住・趣味のもの)について、ふだんどのようなところから情報を得ていますか(複数回答)
あなたは、自分の生活に必要なモノ(衣食住・趣味のもの)について、ふだんどのようなところから情報を得ていますか(複数回答)

ついで値は30ポイント近く下がるが「新聞」がつき、「テレビ」同様に旧来大手メディアの影響力の大きさが改めて確認できる。そして次にようやく新メディアを用いた情報源「メーカーや店舗の公式ウェブサイト」がつく。また、旧来メディアの残り「書籍・雑誌」と「ラジオ」は、「雑誌」は「メーカーや店舗の公式ウェブサイト」より上につき、かなり用いられていることが分かる。一方で「書籍」「ラジオ」は相当下の方に位置していて、少なくとも調査母体においてはあまり使われていないようすが見てとれる。

他方、インターネット系のコミュニティ、例えば「ブログ、個人のウェブサイト」「掲示板」などは、情報源としての認識は概して低い。今調査がインターネット経由によるものであることを考えると、世間全般としてのはさらに低い値となることだろう。珠玉混合なことを考えると、ある意味仕方ないのかもしれないが……。


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