【更新】「プライベートブランド使ってます」けれど主流はやっぱりノーブランド!?

2009/10/11 09:43

プライベートブランドイメージヤフーバリューインサイトは2009年10月5日、プライベートブランド(PB)に関する調査結果を発表した。それによると、PBの購入経験率は食品類で比較的高いものの、「PBを中心に購入している」人は少数派であることが分かった。各品種別では日用生活品の「ティッシュ・トイレットペーパー」においてのみ、PBを購入することが多い人が多数派を占めている。また各品目において「PBとNB(ナチュラルブランド)」を同程度購入する人がいずれも3割前後存在するという、興味深い結果も出ている([発表リリース])。

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今調査は2009年9月8日から10日にかけて首都圏1都3県に住む20-59歳のうち、プライベートブランドを理解して一度でも購入した経験のある人に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は800人。男女比は1対1、年齢階層比は10歳刻みで均等割り当て。

プライベートブランド(PB)とは小売店業者やそのグループ、複数の業者による販売組織体がメーカーと共同で開発、小売店自身のブランド名をつけて発売する商品(食品が有名だが食品だけではない)。基本的にはその小売店業者の関連店舗でしか購入できない。対してナショナルブランド(NB)はメーカー自身が開発し、どこでも手に入る商品。誰もが知ってる大企業の製品が代表的。

直前の記事で「PB商品は粉系加工食品において購入”経験”率が高い」という結果が出ている。それでは購入”割合”はどうなのだろうか。日常生活において、PBを多く購入しているのか、それともNBと半々くらいなのか、気まぐれ的にPBを買う程度なのだろうか。調査結果としては、PBは購入割合としてはまだ少数派で、NBが中心・PBは時々な人が多数派を占めていることが分かった。

PB商品購入比率(食品類)
PB商品購入比率(食品類)

PB商品購入比率(日用生活品類)
PB商品購入比率(日用生活品類)

ちなみに選択肢に「NB商品が中心・NBのみ」が無いのは、元々調査母体が「過去にPBを購入したことがある人」だから。その点を考慮すると、世間一般的にはもう少し「PB派」の勢力は大人しくなるものと思われる。

加工品でもPB中心派は少数に過ぎず、飲料やキッチン用品などブランドパワーの大きな商品に至ってはPB購入多数派は1-2割程度にしか過ぎない。PB商品を購入できる機会が間近にあるか否かという問題もあるが、全体的には商品選択時においてはPBはまだまだマイナーな分野であることを再認識させられる。

どの品目にも
PBとNBを上手に
使い分けている人が
3割ほど存在する
面白い傾向としては冒頭でも触れているが、ほぼすべての分野で「PBとNBを半々ずつ購入」が3割程度存在すること。数を正確に半分ずつというのではなく、状況に応じてPBとNBを賢く使い分けているようである。「生活の知恵」をうまく働かせている人と思われるが、PBの展開によってこの層が今後どのような動きを見せるのかにも注目したいところだ。



ちなみに各商品についてPB商品のDI値(「PB中心・PBのみ」+「PB多い」-「PB以外多い」)を算出したのが次の図。

PB商品購入DI値(食品類)
PB商品購入DI値(食品類)

PB商品購入DI値(日用生活品類)
PB商品購入DI値(日用生活品類)

意外に日用生活品類はブランド色が強い「バス・トイレタリー用品」「衛生用品」以外において、DI値が高い(とはいってもマイナスだが)のが分かる。また、「牛乳」のPB利用度は思った以上に高いようだ。思い返してみれば、トレペや牛乳などにおいて、PBを手に取る機会が多い自分を見つける人も少なからずいることだろう。

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