【更新】貯金継続派6割、一方で男性6.9%・女性3.8%が「貯金を一切したことが無い」

2009/10/09 17:19

貯金イメージ情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年10月5日、いわゆる「小銭貯金」に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、貯金を始めた場合ずっと続けられる人は2割強に達していた。途切れることもあるが継続できる人も合わせると6割を超えている。一方、「ほとんど」「全く」をあわせた「貯金を続けられない人」は3割に登っていることも分かった。さらに「貯金を一切したことが無い」と回答した人も全体で5.6%存在することが確認されている([発表リリース])。

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今調査は2009年9月10日から9月15日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対して行われたもので、有効回答数は555人。男女比は57.1対42.9で、年齢階層比は20代35.1%、30代30.8%、40代34.1%。

小銭をためていく「小銭貯金」をはじめ、各種貯金は蓄財の基本中の基本であり、誰でも手掛けることが可能な財産形成の手法でもある。その一方、ついつい忘れてしまったり、貯金箱の中身を抜き出してしまいそうになるなど、誘惑に駆られることも多い。それでは貯金そのものを続けられるかどうか、その意思の強さについて自分自身ではどのように判断しているだろうか。全体では23.2%が「続けられる」、38.6%が「途切れることもあるが続けられる」と回答し、6割強が「継続できる」という結果になった。

貯金自体は一度始めたら続けられる方ですか
貯金自体は一度始めたら続けられる方ですか

男女別で見ると、女性の方がやや「継続派」が多いように見えるが、同時に「ほとんど続けられない」「まったく続けられない」も多いため、結局ほとんど男女で差異は無い。同調査別項目で「女性の方が小銭貯金の目的意識は強い」という結果が出ているが、貯金そのものの継続性にはさほど影響を与えないようだ。

「貯金を一切したことが無い」人たち
本題からはやや外れるが、気になったのが「貯金を一切したことが無い」。これは「銀行口座(ゆうちょ銀行含む)を持っていない・銀行口座にお金を入れたことがない」を意味しない。支払いの引き落とし用の口座への現金の出し入れは仮払金のようなもので、「貯金」とは性質を異にするからだ(当設問でも「支払い用口座への入金」も貯金に含めた上でのもので無いことは、調査全体の主旨を見れば明らか)。つまり正確には「貯蓄という意味での貯金を一切したことが無い」ということになる。

ノーマネーイメージ好意的に解釈すれば、貯金以外の方法で蓄財をしているのかもしれない。例えば余剰資金は逐次株式投資に投入しているとか、国債や金(きん)につぎ込んでいる可能性はある。あるいは社会人になったばかりで貯金をする余裕などないのかもしれない(とはいえ、学生時代はどうしたのか、という疑問は残る)。またはどこかの資産家で、貯金などしなくても湯水のようにお金が入金されるような恵まれた環境のもとで暮らしている……という設定はさすがに無理があるだろうか。

それらの可能性を差し引いたとしても、当記事題名にあるように、男性6.9%・女性3.8%が「貯金を一切したことが無い」という事実には少々驚かざるを得ない。データを見た限りでは20代13人・30代7人・40代11人と各世代に分散しており、「若年層だからお金に余裕が無いんだな」という仮説も成り立たない。しかもこれは「今現在貯金をしていない」ではなく、「貯金をこれまでに一切したことが無い」の回答率・数なのである。

お金の扱いは最終的には自己責任・自己判断であり、他人がとやかくいう問題では無い、とする意見もある。が、以前の【「貯蓄なし」全体の2割に達する】の記事における「貯蓄が無い人は全体で2割」という回答以上に色々考えさせられる結果ではある。

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