【更新】「政治不況」「政策不況」の門戸を開けた感…海外投資家、二週ぶりの買い超し(2009/10/08)

2009/10/09 07:31

東京証券取引所は2009年10月8日、2009年9月28日から10月2日(9月第5週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆6262億9380万8000円なのに対し、買い総額は2兆6490億0251万5000円となり、差し引き227億0870万7000円の買い超しとなった。これは先週から転じて二週ぶりの買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続、個人と証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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9月28日から10月2日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6507億6098万8000円/6365億6127万8000円(141億9971万0000円売超)
・個人……1兆043億0337万7000円/1兆1780億8515万5000円(1350億5177万8000円買超)
・外国人……2兆6262億9380万8000円/2兆6490億0251万5000円(227億0870万7000円買超)
・証券会社……1585億8461万0000円/1714億0522万2000円(128億2061万2000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月24日-8月28日……817億4915万8000円買超
8月31日-9月4日……96億0788万3000円売超
9月7日-11日……1343億0671万7000円売超
9月14日-18日……942億5137万3000円買超
9月24日-25日……995億2209万8000円売超

今回計測週は火曜・水曜にやや持ち直しの気配も見られたものの、全般的には下げ基調のまま推移した。特に金曜日には日経平均株価は窓を上げて下落している。これは主に金融関連の政府高官が相次いで将来の政策に関して、内外共に不安視させる発言を相次いで行っているのが主な要因。まさに「政治不況」「政策不況」の門戸を開けた感が強い。

特に木曜・金曜にかけて日経平均株価が1万円を割り込んだまま場を終えた心理的影響は決して小さくなく、その後リバウンド的な値動きも見せているが動きは慎重で、1万円までの道のりは険しいように見える。

諸外国の株価動向とは正反対の動きを見せる東京株式市場。今後の動向を注意深く見守りたいところだ。

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