目の前でマットの色を変える魔法の鉛筆

2009/10/08 11:59

魔法イメージ情報のチェック・面白いと感じるものの感覚が当方(不破)と通じるところがあり、最近お気に入りの巡回サイト【The Presurfer】で、魔法のような動画を紹介していた。一見何の変哲もない鉛筆を青いマットの上に置き、少しずつ場所を変えていくと、そのたびにマットの色が変わって見えるというものだ。「何この魔法」とばかりに何度となく見なおしたが、どうもよく理屈が分からない。この動画を参照している他のサイトやコメントなどを調べ、そのからくりがようやく解けて納得が出来たので、ここに紹介してみることにする。

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Shady Optical Illusion。
Shady Optical Illusion。

最初に映し出されるのは何の変哲もない、青色のマット。折り目で4等分されており、左側がやや明るく、右側がやや暗い色合いのものだ。そこにマットを縦に区切る形で折り目に沿って鉛筆を置き、その場所をずらしていく。

するとどうだろう。鉛筆を置いた左右の区分のマットの色が同じ明るさに見えるため、鉛筆の移動と共に左から右に明るさが段々と映っていくように見えるのだ。特に最後のステップ、一番右の折り目に鉛筆を置いた時がよく分かる。

しかしながら実際には、色は一切変化をしていない。試しに各段階をスクリーンショットとして取り込み、画像処理ソフトでチェックしてみると、鉛筆を置いた・置かないにかかわらず、マットの色そのものは一切変わっていないのが確認できる。

これは人間の目・脳の錯覚を利用したお遊びのひとつ。明確に区分できる別の色のもので区切ってしまうと、その両端にあるものが同じような色合いに見えてしまう性質を利用したものだ。

人間の錯覚をうまく利用したトリックは昔から数多く存在する。「だまし絵」などが良い例だ。最近は動画も気軽に制作、そしてアップロードして不特定多数の人に見てもらえる機会を得られるようになったため、このような形で誰でも自由に、気軽に「ビジュアル的なトリック」を楽しみ、感心することができるようになった。今回の動画もその一つというわけだ。

人間の神秘性は尽きるところを知らず、楽しいこと・(良い意味で)驚かされることは世の中に有象無象のごとく存在する。それを改めて知ることが出来た一件といえよう。

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