【更新】寄付の機会、「職場や学校」「街頭募金」が上位・クリック募金などのネット経由も浸透を見せる

2009/10/08 07:56

募金イメージヤフーバリューインサイトは2009年10月7日、募金・寄付行為に関する調査結果を発表した。それによると、寄付行為の機会・手法としては「学校・自治体・職場を通じて」とする人がもっとも多く4割強を占めていた。一方で「クリック募金」などインターネット経由による募金行為も浸透を見せており、特に若年-中堅層にはその傾向が強いことがうかがえる([発表リリース])。

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今調査は2009年7月31日から8月3日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層比は10-40代と50歳以上で均等割り当て。

コンビニのレジ横にある募金箱、募金が上乗せされた商品の購入、街頭での募金活動への応答など、募金・寄付にはさまざまな手法が用意されている。それでは実際には、どのような方法がよく用いられているのだろうか。寄付行為をしたことのある706人に対し、複数回答で答えてもらった結果がこちら。「学校・自治体・職場を通じて」がもっとも多く、44.3%に達していた。

どのような方法で寄付をしているか(複数回答)
どのような方法で寄付をしているか(複数回答)

「学校・自治体・職場を通じて」がもっとも多いのは、学校や職場単位で寄付を募る機会が多く、またそのような場面に遭遇した場合には断りにくい雰囲気があるからだろう。それ以外、すなわち自主性が高いと思われる寄付手段では「街頭の募金活動」に応じて、とする回答がもっとも多く40.9%。直後の「募金箱」が別途選択肢として用意されているので、「赤い羽根共同募金」などへの参加を意味するものと思われる。

他方、棒グラフを赤く着色した「インターネット系寄付手法」では、「クリック募金」がもっとも多い。これは(正直なところ)自分の懐を痛めずに、クリックだけで貢献できる気軽さが受けているのは想像するに難くない。

次いで同意票数はかなり減るが「インターネット系やでポイントを寄付」が上位についている。こちらは「わざわざ出向かなくとも寄付ができる」便利さと共に、ポイントサービスなどで生じた端数、いつの間にか溜まったが特に使い道もないポイントを使う手段として、「有効活用」していると考えてよい。

これらの選択肢のうち、一部を年齢階層別で区分した結果がこちら。

どのような方法で寄付をしているか(一部項目、年齢階層別)
どのような方法で寄付をしているか(一部項目、年齢階層別)

「学校・自治体-」の項目で10代がもっとも多いのは、先にも触れたように学校内でイベント的に行う機会が多いことによる結果といえる。それ以外では全般的に「物理的に行動をする方法は歳を経るほど増加する」「インターネット経由は30代がピークで、それ以降は減少する」という傾向がみられる。これは一つに「歳を経るほど物理的な、金額も大きな寄付行為をするようになる」ことに加え、「高齢層ほどインターネットに触れる機会・傾注度が低い」のが要因のようだ。



海外、特に欧州では寄付行為は宗教観念の上でも「贖罪」という点で積極的に行われる傾向が強い。また、寄付に対しては広範囲で税制法上の優遇措置が取られるなど、制度の上でも、バックアップをする仕組みが整っている。

「日本でもそのままそれを真似ろ」という主張が正論となるとは思えないが、自分の手の届く範囲でやってみることは決して悪いことではないし、恥ずかしく思う必要もない。道端で募金箱や募金活動に目が留まったら、色々と思い返し、行動してみるのも良いだろう。

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