サイトの閲覧パターンがみるみる解る「User Heat(ユーザーヒート)」……解説編

2009/10/04 10:16

User Heat(ユーザーヒート)イメージ当サイトの携帯版【Garbagenews.com for Ketai】では通常のアクセス解析に加えて【うごくひと2】を導入している。それを開発・運用しているユーザーローカルが先日(2009年9月30日)、ウェブページ内の行動をヒートマップで分析する無料アクセス解析ツールUser Heat(ユーザーヒート)の公開を開始した(【発表リリース】)。せっかくなので実際に導入した結果も合わせて、色々と紹介してみることにしよう。

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「User Heat(ユーザーヒート)」はウェブページの中が読者にどのような視点移動やクリック操作で読まれているかを、3パターンのグラフィック(ヒートマップ)で可視化するサービス。同社が有料サービスとして提供している【ユーザーインサイト】の一部機能を抽出し、結果が不特定多数にも閲覧出来るようになるのを条件に、無料提供している。


確認できるデータは各ページ毎に「マウスの軌跡」「クリック場所」「読まれた場所」の3項目。

「ユーザーヒート」で確認できる項目
「ユーザーヒート」で確認できる項目

(1) マウストラック分析
Webサイト訪問者が、ページ上でどのように動いたかが確認できます。ページが表示されてから離脱するまでのWebサイト訪問者のマウスの動き(ページを開いたときのマウス場所や移動箇所、クリックした場所)を表示します。結果画像上には、一度に5人分の動きのデータをピックアップして表示します。

(2) クリックマップ分析
多くのWebサイト訪問者がよくクリックしている場所を表示します。サーモグラフィのように、よくクリックされている場所ほど赤く、あまりクリックされていない箇所は青く表現しています。

(3) 熟読エリア分析
そのページ内で、Webサイト訪問者がよく読んでいると思われる場所をサーモグラフィ風に表示します。「読まれている場所」の推測には、独自のアルゴリズムを用い、Webサイト訪問者のマウスの動きやスクロール操作、文中のキーワードから統合的に推測しています。

サイト運営者としては、これらのデータを元に読者のウェブサイトの読み方や視線の動向をチェックし、ウェブサイトそのものをよりよい方向へ改善するための「有意義な材料」を手にいれることができるようになる。

利用方法もシンプルで、「ユーザー登録」「発行された解析用HTMLタグを、解析したいサイトやブログ(テンプレートなど)に組み込む」「しばらく待つ(アクセスと共にデータが蓄積される)」「逐次結果を確認する」という流れ。ブログの場合には一度解析用HTMLタグをテンプレート上に埋め込めば良い(複数のページに設置する場合も、同じHTMLタグの貼りつけで良い)。

あとはデータが反映されるまで待つだけでOK。ただし解析データが構築されるにはある程度のアクセス数(1ページあたり1000-1500ページビュー)が必要になるので、場合によってはかなり待たされることもあるので注意しなければならない。

仕様としては以前【アクセス解析サービス「Crazy Egg」を試してみる(1)設置】で紹介した「Crazy Egg」に近いが、「ユーザーヒート」は不特定多数に結果が公開される代わりに解析可能なページ数上限にかなり余裕がある(1アカウント約1000種類のページ、1日10万ページビュー以内)など、アドバンテージが大きい。

それでは次の記事で、早速当サイトに使ってみた結果と共に、実際の利用結果画面を紹介してみることにする。

(続く)

■一連の記事:
【サイトの閲覧パターンがみるみる解る「User Heat(ユーザーヒート)」……実践編】
【サイトの閲覧パターンがみるみる解る「User Heat(ユーザーヒート)」……解説編】

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