授業中にケータイ使う高校生は6割超!? 中にはワンセグや音楽、通話まで……

2009/10/01 07:41

高校の授業イメージマクロミルは2009年9月30日、高校生の携帯電話の使用状況に関する調査結果を発表した。それによると、調査母体において「授業中に」よく携帯電話を使う人は1割を超え、たまに使う人も合わせると6割に達していることが分かった。使っている内容はメールやSNS・コミュニティサイトへのアクセスが多いが、中にはゲームや音楽視聴、さらにはワンセグでテレビを見たり通話をしている人もいるようだ(【発表リリース】)。

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今調査は2009年9月15日から17日までの間に携帯電話経由で高校生に対して行われたもので、有効回答数は300人。男女比は1対1、学年階層比は非公開。

「授業中でもケータイウオッチング」は6割強
若年層において携帯電話は非常に便利で、様々な可能性を見出だす神秘的な情報端末であると共に、最強の遊び道具なことも否定できない。その遊び道具を手元に置いていると、たとえ授業中でも使いたくなる心境は理解できなくもない。しかしそれはもちろん「やってはいけないこと」である(お腹がすいたからという理由だけで、授業中に突然ポテトチップスの袋を開けて、バリボリと音を立てながら食べだすようなものだ)。

それにも関わらず、携帯電話を授業中に使うかという問いに対し、「よく使う」という回答者は1割強に達していた。「たまに使う」も合わせると、実に6割強の人が「授業中に携帯電話を使っている」ことになる。この件については男女とも大きな違いは無いようだ。

あなたは携帯電話を授業中に使いますか
あなたは携帯電話を授業中に使いますか

以前【10代女性がケータイメール使いまくりなことが分かるグラフ】で別調査機関の結果を元に、「平日でも10代の男女共に、特に女性において授業時間帯でもさほど携帯電話の利用頻度が減らない」ことについて触れた。

調査回答前日(=平日)にプライベートで携帯電話を使いメールをした時間帯(10代男女別)(再録)
調査回答前日(=平日)にプライベートで携帯電話を使いメールをした時間帯(10代男女別)(再録)

休み時間のわずかな時間を利用して、という考え方も出来た。しかしそれでも利用頻度がさほど下がらないのはおかしい、授業中にも利用することを前提としなければ、この値は出にくいという推測が出来たのだが(”「授業はどうした?」と突っ込まれかねない勢いですらある”という表現を用いている)、今回それが裏付けられた形だ。

メインはメール、中にはテレビや音楽まで
授業中にまでケータイを使う高校生は7割近くということだが、いったい何をしているのだろうか。8割近くの人は「メール」と答えている。かつて紙切れに伝言を書き込んでこっそりと授業中に渡す「メモによるおしゃべり」だったものが、今では携帯電話のメールにとって代わっただけなのかもしれない。そう思えるほど、利用割合が高い。

授業中に携帯電話で何をしていますか(授業中に携帯電話を利用する人限定)
授業中に携帯電話で何をしていますか(授業中に携帯電話を利用する人限定)

他に「コミュニティ・SNS」「プロフ」などが上位についているが、これらも半ば「メールのやり取り」「会話」に近いものがある。自分自身やその周りの人たちに関する情報の更新が気になり、チェックを入れ、場合によっては反応を示すのだから、相手が一人(メール)か不特定多数(コミュニティ)かの違いに過ぎない。

「休み時間になるまで待てばよいのでは」とたしなめる人もいるだろうが、そこまでの自制心は「授業中に利用する」高校生には無いのだろう。あるいは単に、授業以上の魅力(魔力)が携帯電話のメールやコミュニティから感じられるのかもしれない。

気になるのは少数ながらも「ゲーム」「音楽」「ワンセグ」さらには「通話」の回答にも票が投じられていること。よほどの大会堂での授業や騒がしい場面でない限り、これらの行動をしていれば先生に気がつかれるはずなのだが……。



機会を改めて詳細をお伝えすることになるが、今調査では別項目で「高校側による携帯電話の持ち込み禁止令」についても触れられており、約1/3の高校で持ち込みが禁止されているという結果が出ている。「休み時間にだけ使うから禁止するほどのものでは」という反論もあるだろう。しかし上記のような結果を見ると、高校側の姿勢も理解できなくない。

もちろん学校側も闇雲に規制・禁止するのではなく、授業に集中できなくて後悔するのは生徒本人であることを諭した上で、必要ならば禁止措置などを取るべきだろう。

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