電子マネーがもっとも使われる場面は「公共交通機関」、コンビニや駅売店は男性の方が多用

2009/09/29 04:35

電子マネーイメージマクロミルは2009年9月16日、電子マネーに関する意識調査結果を発表した。それによると、現在電子マネー(携帯電話などモバイルやカード向け)を利用している人がもっとも使う場面は「公共交通機関」であることが分かった。4人に3人までが利用している。利用が多い場面としては「コンビニ」「駅売店」「自販機(飲料)」などが続くが、特にコンビニでの利用では男性の方が利用率が高い傾向が見られる。一方でスーパーや食料品店では1割程度でしかなく、これらの店舗での電子マネーの導入率・利用率の低さを裏付ける結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2009年9月3日から4日にかけて東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県居住の人に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層比は15-19歳が1に対し20代・30代・40代・50代がそれぞれ2の割合。

携帯電話やカードなどにあらかじめチャージしておくことで、専用のセンサーに触れる(かざす)だけで支払いができる電子マネー。小銭を含め現金を持ち歩く必要がないことから、特に日常生活における買い物のシーンなど、少額決済の場面で威力を発揮している。また、同調査別項目の結果によれば、女性よりも男性の方が電子マネーの利用率が高いことが明らかにされている。

それでは男女別では、電子マネーを使うシーンでどのような違いがあるだろうか。

あなたが普段、電子マネーを利用している場所(複数回答、上位7位のみ)
あなたが普段、電子マネーを利用している場所(複数回答、上位7位のみ)

男女とももっとも多いのは「公共交通機関」。7割強の人が利用している。改札口でわざわざ財布から回数券やプリペイドカードを取り出したり、切符販売コーナーで切符を購入しなくとも、携帯電話やカードの入った財布をかざすだけで支払いが済んでしまう便利さは、一度使ってしまうともう後には引けない。

似たような便利さは電車待ちのわずかな時間で買い物をしなければならない「駅売店」でも体感できる。財布からわざわざジャラジャラと小銭をかき集める面倒くささと、目の前で電車の扉が閉まった時の悔しさは、一度体験すると「電子マネーだったらこんなことにはならなかったのに」という後悔の念を心に刻むことになる。

注目すべきは「コンビニ」の項目で、全体としては6割強だが男性が「公共交通機関」よりも利用頻度が高く4人に3人が回答しているのに対し、女性は5割強でしかないこと。「買い物」という観点では「駅売店」と同じだが、女性の方が利用頻度が低い。携帯電話そのものの利用頻度は女性の方が高いことで知られており、不思議な面もある。あるいは自分のプライベートな面が含まれる端末を、普段から定期的に利用する店でじっくりと見られるのを敬遠しての結果なのかもしれない。

コンビニ・駅売店とも女性はまだまだ現金主義!?
「公共交通機関」は利用料金の支払いでその場で何か物品を受け取るわけではない。それを除いた、実際に商品を受け取る買い物を行う場面の上位「コンビニ」と「駅売店」について、電子マネーと現金の利用のどちらが多いかを男女別に尋ねた結果が次の図。

あなたは、下記の店舗での支払いは、現金と電子マネーのどちらが多いですか(電子マネー利用者)
あなたは、下記の店舗での支払いは、現金と電子マネーのどちらが多いですか(電子マネー利用者)

電子マネー利用者に限れば、全体では駅売店が「電子マネー派……4割」、コンビニは「電子マネー派……2割強」といった具合。ところが男女別にみると、女性は駅売店で10ポイント、コンビニでは20ポイントほど現金派の方が多い結果となっている。

女性の方が駅売店やコンビニで電子マネー利用を嫌う理由は、リリース上では記載されていない(スーパーや食料品店ではむしろ女性の方が利用率が高い)。ただ、他の調査項目を流し読みすると、

・女性の方が電子マネーの利用によるポイント貯蓄に消極的
・      〃         買い物のスムーズさを感じていない
・女性の方がコンビニ利用における電子マネー導入の有無について意識していない

などの傾向が確認できる。携帯電話のべったりなイメージのある女性陣だが、電子マネーはまだまだ「面倒くさい」機能の範ちゅうにあるのかもしれない。

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