「週1以上」は6割超え、一か月平均で6000円……電子マネー利用者の傾向

2009/09/29 04:25

電子マネーイメージマクロミルは2009年9月16日、電子マネーに関する意識調査結果を発表した。それによると、現在電子マネー(携帯電話などモバイルやカード向け)を利用している人の利用頻度は、「週1回以上」の人が6割を超えていることが分かった。また、一か月あたりの利用金額は平均約6000円で、女性よりも男性、若年層よりも中堅層の方が額が大きいことが確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2009年9月3日から4日にかけて東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県居住の人に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1で、年齢階層比は15-19歳が1に対し20代・30代・40代・50代がそれぞれ2の割合。

携帯電話などにあらかじめチャージしておくことで、専用のセンサーに触れる(近づける)だけで支払いができる電子マネーは、その便利さから普及の度合いを加速している。その電子マネー(携帯電話などモバイル向け、以下同)の普及率は全体で71.8%、若年層の方が普及率が高いが、高齢者でも6割を超えている。

それでは電子マネーの利用者はどのくらいの頻度で使っているのだろうか。全体では「週一以上」の人が66.4%と7割近くに達していた。ほぼ毎日使っている人も2割近く。

あなたは、電子マネーをどのぐらいの頻度で利用していますか(電子マネー利用者のみ)(「週1」以上の区分を太線で囲っている)
あなたは、電子マネーをどのぐらいの頻度で利用していますか(電子マネー利用者のみ)(「週1」以上の区分を太線で囲っている)

男性の方が女性よりも利用頻度が高いように見えるのは、通勤シーンでの利用が多いからだろう。働き場所と自宅との往復の過程で、すぐに支払いが出来る電子マネーの便利さを活用できる場面は、コンビニや駅売店などいくらでもある。

また興味深いのは年齢を経ても「週1以上」の利用層(区分を太線で囲ったもの)の割合にあまり変化がないこと。「毎日利用」は歳と共に減少しているが、その分「週3、4日」が増え、結果として「週3、4日以上」の割合はさほど変わらない。そして「週1」の利用者も大きな変化がなく、「週1以上」の利用者に違いがほとんどない結果をもたらしている。

「若年層と中堅・高齢層間に使い方の違いが生じているのか」という疑問が沸いてくるが、その疑問をある程度払しょくしてくれるのが次のデータ。一か月あたりの平均利用金額をグラフ化したものだが、40代までは年齢を経るほど利用金額が増える傾向が見られる。

1か月あたりの平均利用金額(電子マネー利用者ベース、円)
1か月あたりの平均利用金額(電子マネー利用者ベース、円)

具体的な買い物内容まではこの数字からは分からないが、単にジュースやたばこ、雑誌などを通勤時に駅売店で買う以外に、ちょっとした生活用品の調達(コンビニなど)でも電子マネーを利用しているかもしれない。だとすれば他機関の調査結果による【「おサイフケータイ機能は不可欠」若者以上に高い高齢者の支持率】も納得がいくというもの。

やや残念なのは女性の方が利用頻度・利用額共に低いこと。小銭を持ち歩かなくても済む便利さは、むしろ家計を預かりお買い物をする機会が多い女性に体感してほしいモノだが……。あるいはまだ、スーパーなどでの普及率が低いのが、女性の電子マネー利用率が低い原因なのかもしれない。

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