職種別推定年収をグラフ化してみる

2009/09/27 10:37

先日発売された週刊ダイヤモンドの2009年9月14日売り号では『最新調査・給料全比較』と称し、多種多様な視点から給料に関するデータが掲載されていた。中には資料性の高いものも数多く含まれており、非常に役に立つ、読み甲斐のある一冊だった。今回はその号から、「職種別推定年収ランキング」の上位部分をグラフ化してみることにする。

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特集記事の「給料全比較」には97職種について、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」のデータや聞き取り調査、各職種別の公開情報を元にした、2008年における(国会議員以外の議員など一部は2007年)年収(一般給与+賞与+特別給与)がリスト化されている。ここでは上位20位について単純にグラフ化してみた。

2008年推定年収ランキング上位
2008年推定年収ランキング上位

子供たちのあこがれの職業である「プロ野球選手」「Jリーガー」が上位についており、「年収の高さが人気の一要素なのかな」と感じさせるところがある。一方、お医者さんや税理士など「高給職種」のイメージがある職種は、意外な額に落ち着いているのが分かる。

もちろんこのグラフはあくまでも「単年度の年収」の平均で、概要を知るものでしかない。色々と注意事項があるので箇条書きにまとめておく。

・平均年収なので、同一職種内のすべての人がこの年収ではない。
・税込の金額なので、ここから各種租税公課や社内の積み立てが引かれ、手取りが算出される。
・金額には職業のリスクや技術、責任度なども考慮されている。
・単年度の数字なので生涯賃金となると話は別。例えばプロ野球選手やJリーガーは一般企業の定年年齢65歳まで選手を続けられるとは考えにくいし、仮にできたとしてもこの年収を維持できるとは想定できない。
・退職金は考慮外。

特に生涯賃金の考え方は重要で、一般に上位の職種ほど年収を得られる年数が短い傾向にある。本来なら生涯賃金のグラフも生成すべきなのだが、プロスポーツ選手の選手としての寿命データなど無いし、議員は65歳以上でも平気でその職についているが、一方で落選したらタダの人になるのでやはり計算は難しい。そのせいか、元記事でもごく一部の職種にしかデータが記載されていない。さらに上乗せされる退職金も考慮する必要がある。

これらを頭に入れた上で上記グラフを眺め、色々と考えて見るのも良いだろう。個人的には野球選手やパイロットなど「プロ」「匠」な人たちの年収はむしろもっと高くとも良い気もするのだが……。

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