料理レシピ、もっとも参考にするものは「自分の頭の中のレシピ」

2009/09/29 04:20

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レシピを思い出すイメージネットエイジアは2009年9月24日、携帯電話のレシピ検索サイトに関する調査結果の一部を発表した。それによると、料理を作る時に参考にするものとしてもっとも多くの人が挙げたのは「頭の中に入っているレシピ」次いで「料理本」だった。パソコンや携帯電話などのインターネットは半数近くが参考にしているものの、順位としてはテレビに次いで5番目であり、まだまだ他の媒体と比べると利用度は低そうだ(【発表リリース】)。


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今調査は2009年9月9日から11日までの間に携帯電話経由で「20-49歳の既婚女性」「週に1回以上自分で料理をする人」に対して行われたもので、有効回答数は1120人。年齢階層は20代212人、30代408人、40代500人。

その場その場で思いつきで作り上げていく場合もあるが、料理を作る場合、大抵においてはあらかじめレシピを用意し、それに準じて(あるいは参考にして)調理をしていくもの。それでは世間の主婦の皆様はどのようなものを参考にしているのだろうか。複数回答で尋ねたところ、もっとも多かったのは「頭の中に入っているレシピ」で4人に3人ほどに達していた。

料理を作る時に参考にするもの
料理を作る時に参考にするもの

次いで多いのは「料理本」。こちらは5人に3人ほど。「母親・友人などからのレシピ」「テレビ」と続き、ようやく「パソコン・携帯電話のインターネット」が入ってくる。割合としては半数近くだが、順位はあまり高くない。携帯電話経由でのアンケート結果にしては、案外低いといえる。

ただしこの結果も多分に「世代間ギャップ」があるようだ。その代表となる「雑誌」「パソコン・携帯電話のインターネット」について年齢階層別に「参考にするもの」率を見てみると、それが良く分かる。

料理を作る時に参考にするもの(年齢階層別、一部)
料理を作る時に参考にするもの(年齢階層別、一部)

20代女性にとって
パソコン・ケータイの
レシピサイトは
雑誌や料理本、テレビより
頼れる相方
紙媒体の代表ともいえる「雑誌」は年齢が上がるにつれて利用率が増える。ところが「パソコン・携帯電話のインターネット」は若いほど利用率が高いのが分かる。特に20代の72.2%という値は「頭の中に入っているレシピ」(67.0%)を超え、20代においてはトップを占めている。

元々携帯電話経由のアンケートというバイアスはあるものの、20代女性にとってレシピの分野でも、携帯電話は自分の記憶のサポート役として雑誌や料理本、テレビ以上の立ち位置を確保しているのだろう。


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