【更新】取り換えた 古いケータイ どうしてる? 「捨てずに持ってる」5人に4人も

2009/09/25 04:35

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捨てられた携帯イメージクロスメディアマーケティングは2009年9月18日、携帯電話に関するアンケート調査結果を発表した。それによると、切り替えた古い携帯電話について、現在でも持っている人が8割に達していることが分かった。具体的に目覚まし時計や音楽プレイヤー、カメラなどに用いている人も多いが、過半数は色々な事情で特に利用していない傾向にあることも明らかになっている([発表リリース、PDF])。


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今調査は2009年8月7日から10日にかけて携帯電話経由で行われたもので、有効回答数は2993。男女比はほぼ1対1、年齢階層比は10・20・30・40・50代でほぼ均等割り当て。

現行機の故障や電池切れ、新機種の機能につられてなど理由は多種多様だが、携帯電話を買いかえる機会は誰にもあるはず。切替を行った場合、古い携帯電話は手元に残しておくこともできるし、携帯電話会社に回収してもらうこともできる。今使っている携帯電話が2台目以降の人に、古い携帯電話をどのように処分したかについて尋ねたところ、もっとも多くの回答を得られた選択肢は「現在も持っている」で80.0%に達していた。

直近で切り替えた古い携帯電話機(通話できないもの)をあなたはどうしていますか
直近で切り替えた古い携帯電話機(通話できないもの)をあなたはどうしていますか

5人に4人は「手元に残している」と回答し、捨てたり回収してもらったり売った人は2割に過ぎない。似たような質問は以前【古いケータイ手元に残したいのは「思い出」「個人情報流出が怖い」から】で別調査機関が行っているが、こちらも大体8割強が「手元に置いている」と答えており(置いている+電話以外の用途に利用)、傾向を裏付ける結果といえよう。

それでは手元に残している人は、どのような使い方をしているのか。具体的な利用法としてもっとも多いのは「目覚まし時計」、ついで「音楽プレイヤー」だった。

通話できない携帯電話機をどのように利用していますか(複数回答)
通話できない携帯電話機をどのように利用していますか(複数回答)

複数回答方式なので、例えば「目覚ましと音楽プレーヤーの両方として使っている」人の場合も想定でき、現行利用機種以外でも「マルチメディア端末」として利用されている様子がうかがえる。

普段から使いこなすために
古いケータイを手元に残す
……わけではない。
一方で「特に利用していない」人が過半数に達しているのも目立つ。これは(グラフ化は略するが)持ち続ける理由として「壊れた時の予備用」「保存データの流出が怖い」「なんとなく」「愛着がある」「データを取っておくため」などの意見が多数を占めており、特段利用するために保存しているわけではないことが数字となって表れているに過ぎない。

目覚まし・音楽プレーヤー機能などは、現在使用している携帯電話でも利用できる場合が多い。わざわざ古い機種を引っ張り出して使う理由が特段無い場合、「使うわけではないけど、取っておく」というパターンが多数を占めているのだろう。


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