日本発サイボーグ型ロボット「HAL」の動画を見た海外の反応

2009/09/20 11:12

HALイメージ先日巡回サイトの一つPresurferで【人類の限界に挑戦する朝食】の内容をチェックした際に、気になる動画が目に留まった。以前【「なんでダイワハウスなんだ?」大和ハウス工業とサイバーダインがロボット事業で独占総代理店契約を締結】で紹介した、【CYBERDYNE】の、体に装着することによって身体機能を拡張したり、増幅したりすることができる世界初のサイボーグ型ロボット「HAL(Hybrid Assistive Limb)」の下半身部分のみを装着し、街中での実験走行を映したものだった。2009年の8月3日に掲載されたものだが、すでに10万件以上の閲覧が行われ、興味深い海外からのコメントも寄せられている。今回はその動画と、コメントを抽出して紹介してみることにしよう。

スポンサードリンク



街中を走行するHAL(下半身のみ)装着者の様子。
街中を走行するHAL(下半身のみ)装着者の様子。

・Ichiban!(※「一番」。素晴らしい、最高の意味で使っているものと思われる)
・一般道を横切らねばならない時はどうなるんだろう。
・いいネ!
・小走りしているところを見てみたいな。
・スーパーマンを演じたChristopher Reeve氏に使ってほしかったな※1。
・バロス。こんなんじゃ走れないだろ。
 →これは日本の高齢者向けの機材だよ。日本は高齢者で一杯なんだ、だからとても意味があるものなんだよ。
・これなら大けがをして足腰が弱っても大丈夫だね。
・これを使ってるとますます太っちゃうかも。
・お年寄りたちをもっと早く走らせることが出来るぞ。このような機材が普及すると、将来はサイバリンピック(パラリンピックみたいなもので、人の活動を補助する機材を用いた上でのオリンピック)が開かれるかもね。
 一方で、普通の人たちももっと早く歩くためにこういったものを使う必要が出てくるかもしれない。いずれにしても凄い技術だ。何らかの形で障害を負った人も、これなら不自由なく歩くことが出来るね。
・こんなロボットみたいな足に何か意味があるのかな。
・面倒なものにしか見えないね。第一彼らは健常な人じゃないか。実際に何らかの理由で足腰が弱った人たちにつけた様子を見てみたいよ。
 →まぁ確かに不便かもしれないけど、車いすを使うよりは遥かに有益じゃないのかな。
 →これってまだ試験段階でしょ。まずは健常な人で色々試しているんじゃないのかな。将来的には足腰の弱い人たちにも試験をするようになると思うよ。確かにまだまだ改良の余地はあるだろうけど、良い機材なことにも違いないね。
・日本が開発しているこんな技術で、人類は新しい電子工学の世界に足を踏み入れるんだな。日本は将来、これらの技術の中心の立ち位置を得るに違いない。ロボット技術はこの数年でたくましく洗練されるだろうね。コンピューターが良い例だ。ちょっと30年前に、今のような状況を想像できたかい? まったく、なんてこったい。
・おもしれー。
・軍事技術じゃない。これは素晴らしい。これはまだ始まりに過ぎないんだ。技術者たちの「仕事」に拍手を贈りたいね。

※1:Christopher Reeve氏(2004年没)はスーパーマン役で有名だったが、1995年5月に落馬して脊髄損傷を起こし首から下が麻痺してしまった。

掲載されてからまだ一か月と少ししか時間が経過していないからなのかもしれないが、好意的意見が多いこと、そして単なる好奇心だけではなく、具体的にHALの存在意義や将来性などについても語られているあたりが興味深い(英語の解説が無いのも一因かもしれないが)。

似たようにHALの動向を映した動画(例えば【Techno Tokyo: Robot Worn On Your Body Can Increase Your Stre】)でも実に多種多様な意見が寄せられているが、一部のやんちゃなものを除けば、まるで「子供が初めて見るおもちゃに、好奇心にあふれた心境で目を輝かせている」かのようなコメントで埋め尽くされているのが分かる。日本国内はもちろん、世界の人にも喜んでもらえるような技術を日本の誇れるものとして支え、大切に守り育てていきたいと感じる人も多いだろう。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー