「目が覚める」でつながる小ジャレた広告

2009/09/15 04:45

「目が覚める」でつながる小ジャレた広告イメージ高速道路や直線距離の長い一般道路で時折見かける、定間隔・ランダム配置されている地面の凸凹(でこぼこ)。1本1本は、数十センチの幅の盛り上がりが横向きに配されていることがほとんどだが、これを正式には「減速帯(段差舗装)」と呼ぶのだそうな。運転していると軽い衝撃と共にちょっとした跳ね上がりを覚えるので、スピードの出し過ぎと居眠りの防止に役立つ、賢い仕組みの一つ。その減速帯の仕組み・見た目と効用をうまく応用し、広告に用いた事例が【Ads of the World】にて紹介されていた。

スポンサードリンク


減速帯をコーヒー缶の形に作り、間に「起きろ(WAKE UP)」の吹き出しを配している
減速帯をコーヒー缶の形に作り、間に「起きろ(WAKE UP)」の吹き出しを配している

見れば一目で分かるのだが、減速帯をそのまま無地のアスファルトなどでの盛り上げで作るのではなく、宣伝したい商品であるK-fee(缶コーヒー)が半ば埋まった形にしている。道路の利用者がこの道路を通過しようとすると、減速帯によってちょっとした衝撃が走り、眠気も覚める。そしてよく見てみると、やはり目が覚める缶コーヒーのK-feeで出来ていた……という次第。

つまり、自動車や自転車の運転手にとって通過することで目が覚める「減速帯」と、飲むことで目が覚める「K-fee」を、「目が覚める」という点で結びつけているわけだ。はじめて通過する時には「ん? 減速帯に何か描いてあったな……」くらいにしか気がつかないかもしれないが、繰り返し通過しているうちに気になって目を留め、確認してみると「K-fee」だったことが分かり、「ああ、なるほど。目覚ましつながりか」と納得する仕組み。もっとも自転車で通過した場合には、一度目の通過で理解できるだろう。

景観や道交法の問題から日本ではこのような広告展開は難しいかもしれないが、発想としては素晴らしい。しかし発想としてはなかなか優れているので、「どこかのコーヒーメーカーがやってくれないかな……」と思ったりもする。

ちなみにコーヒー缶の減速帯はないが、走っていると通過した時の衝撃音が「三三七拍子」に聴こえる減速帯は日本各地に存在する。これはこれで、ちょっとお茶目な話でもある。


YouTubuに投稿されていた、中央道下り勝沼IC手前区間の減速帯。

ここまで出来るのだから、コーヒー缶くらい造作も無いような、という気もするのだが。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー